離岸距離

この時期の天気予報を見ていると、
「強い寒気」という言葉がよく登場しますね。

その寒気の強さを知る目安のひとつに、
「離岸距離」と呼ばれるものがあります。

これは、気象衛星画像で確認することができます。

冬型の気圧配置が強まったとき、
日本海は、「筋状の雲」で覆われますね。

この雲は、積雲や積乱雲の列。

シベリア高気圧から吹き出す冷たい季節風が、
日本海上で水蒸気の供給を受け、発達した雲です。

「離岸距離」とは、
この積乱雲の列の始まりから大陸までの距離のこと。

この離岸距離が短いほど、寒気の吹き出しが強いということです。

気象衛星画像を見るときは、「離岸距離」にも注目ですね。

さて、本日5時1分、気象庁から発表された、
「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報」によると、

「10日にかけて強い冬型の気圧配置が続くため、
日本海側は東北地方と北陸地方を中心に大雪に警戒が必要です。
また、9日は北日本日本海側は暴風雪となるところがあり、
北陸地方は大しけとなるでしょう。
猛ふぶきによる交通障害、高波に警戒してください。」
となっています。

詳しい情報や今後については、
引き続き、気象庁の情報に十分ご注意ください。

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