今日から始まったチューリッヒ美術館展に行ってきました(^o^)
印象派からシュルレアリスムまでの傑作74点が、まとめて見られるのは日本初です!
スイスから、誰もが知っている画家の名画がやってきています♪♪
私が今回私が心奪われたのは、クロード・モネの《睡蓮の池、夕暮れ》です。
2枚のキャンバスを用いた大作、眼がだいぶ見えなくなった最晩年の作品だそうです。
時間とともに移り変わる睡蓮の池の色は、そこに立ち止まって見つめれば見つめるほど、見えてくる絵があります。
“絵画を見て、自分なりに絵を感じる”
この瞬間はすごく感性が研ぎ澄まされた時間で、充実感を得ます♪
モネは眼が見えなくなればなるほどに、いつもみている青い池の水面を、
より鮮やかにきらめいて艶のある碧に描いているので、それを見るたびに涙が止まりません。
モネの睡蓮の連作は、私の大好きな作品なんです。
いつかパリのオランジェリー美術館に行きたい。
ここにはモネの睡蓮の大連作があるのです。
モネの睡蓮は、深い。
みていて感覚的にそれがじわじわと体に入ってくる。
そして、マルク・シャガールの《パリの上で》も感動的でした。
こちらは本物をみれたことに感動。
また予想外でしたが、フェリックス・ヴァロットンの《訪問》。
これはまさに映画のワンシーンのよう。開いた扉はどのような意図なのか、想像力が働きますよね♪
男女の逢瀬を描くのが天下一品な画家ですね☆
素敵♪♪
あとは、ワシリー・カンディンスキーの《黒い色斑》。
各色を楽器に例え、絵画に音楽を奏でたのがこの画家。オーケストラをしているような絵なんです。
そういう意味ではカンディンスキーは作曲家とも思えてきますね!
実に楽しい♪
美術は社会背景にかなり左右されるところがあって、
表現方法や捉え方、願望をみていくと人間の心理に行きつく気がして、
私はよく足を運んでは本物に触れるようにしていますが、
自分の中での好きに正直になることが、絵を好きになることの一番の近道だと感じています☆
☆さおり☆
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