あじわん『アジワン ゆるりアジアで犬に会う』

先日読んだ『犬部!』(ポプラ社)が面白くて
同じ著者の片野ゆかさんの別の本を探してみました。

『アジワン ゆるりアジアで犬に会う』(ジュリアン)

ここで言う「アジワン」とは、
「アジア地域で暮らす犬たちのこと。リードをつけづ、自由に道端を歩き回り、好きなところで昼寝を楽しんでいる (後略)。」
という定義。

日本は飼い犬にはリードを付けるのが当たり前な国ですが、
確かにアジアの外国へ出て行くと、犬たちは自由きままにノーリードでだらだらしています。
私が行ったことがある、タイやパプアニューギニア、パラオなどでは
首輪をしているけれどリードがないという犬がたくさんいました。
野良犬という雰囲気というよりは、のんびり家族に寄り添っている感じがしていたのが不思議です。

そんなアジアの犬たちの様子が、
たくさんの可愛い写真とともに紹介されているのがこの本。

アジワンの、だらりとゆるーい感じの昼寝、
暑さで息苦しささえ感じるようなアジアの熱気の中で、
犬たちは少しでも体力を温存しようと日陰でのびきって眠っているんです。
これぞ、究極の省エネライフ。

暑さのせいなのか、
土地の雰囲気のためなのか、
そういえばアジアの犬たちは、リードをつけていないのに、
走っていたり、吠えたてていたりするのを見かけたことがないぞ
と気がつきました。

みんな、静かでおりこうさんにしているんです。
単にやる気がなさ過ぎるだけかもしれませんが、
人通りが多かったり、食べ物の屋台が並んでいたりする場所にいたら、
日本のワンコたちは大騒ぎ。シツケが行きとどいたワンコでも、心の中はそわそわ、わさわさ。
アジアの外国にいる、ゆるーいノーリード犬たちには、
そんなそわそわ感のようなものも、緊迫感のようなものも
感じられないんです。
余裕のオーラをも超越してしまった何か?のようなものが…。
これも究極の省エネライフなんでしょうか。
吠えたらエネルギー使うし、走るなんてとんでもないっていう。

本文に差し込まれている犬たちの写真は、とても表情豊かです。
焼き鳥を御馳走したら、美味しいチャーハンのお店を案内してくれたラオスの犬、
タイのハンモックでお腹を出して寝る犬、
フリーパスで駅に出入りする犬やホテルの犬など
みんな顔が人間みたいに見えてきます。

とにかく脱力した犬がオンパレードな1冊。
圧倒的にゆるーい気持ちが伝染してきて、こちらもゆるゆるになってしまいそうでした。






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