『株式会社ネバーラ北関東支社』

以前、『うさぎパン』という本を読んで
ほっこりした独特の世界観に浸り、猛烈にパンが食べたくなったことがあったのですが

同じ作家さん

瀧羽麻子さんの小説

『株式会社ネバーラ北関東支社』(幻冬舎)

文庫で読みました。


納豆商品を扱う下請けの会社、株式会社ネバーラ北関東支社が舞台。

納豆をこよなく愛して
風邪ひいたって病気になったって納豆で治そうとしたり、納豆をかき混ぜてからしばらく放置して食べる、歌を納豆に聴かせながら混ぜる、などなど
地元としては当たり前な納豆話が満載です。


東京でバリバリのキャリアウーマンだった弥生が
疲れ果てて転職先に選んだ
田舎の会社がネバーラ。

本って結構、夢中になったり、ドキドキしたり、ハラハラしたりして
脳が元気に活性化される感じが好きなんですが

瀧羽さんの作品は
ゆるい空気感を一瞬にして作り上げ、
その世界に読者を取り込んでくれるんです。

読んでると
リラックスできる感じがして。

自分ではなかなか出来ないこと、
ゆるい世界観とか、
そういうのが、たっぷり味わえる。

決して飽きさせないのに、ちゃんとゆるい、っていうか。

すごいことだよなあって
改めて読み終えて思いました。


普段なかなか休めない人も
この世界観で
癒されて、休んだ気持ちに浸れます。



納豆も

猛烈に食べたくなっちゃうし。


私は納豆をぐるぐると混ぜるのは嫌いなので
歌を聴かせるまでは実践しないけれど。


早速、
お酢をたっぷりかけて
小さいスプーンですくって食べる
私のお気に入りの納豆レシピで
堪能だにゃ。


コメント

朝の白いごはんに納豆、というのが、とっても好きです。☆
日本人だなー、と思う瞬間です。。。

今ではなかなか見なくなった、わらにくるまれている
納豆を久しぶりに食べたい気分です。(笑)

まるみる 2014年04月21日

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