先日(9日)、網走では、
「流氷接岸初日」が観測されました。
2/8~2/11には、「第50回あばしりオホーツク流氷まつり」が行われ、
たくさんの観光客で賑わったようです。
ところで、この「流氷」は、どのようにしてできるのでしょうか…。
まず、誕生場所は、アムール川の河口。
ここからの流氷が、オホーツク海に流れ込むと、
淡水は海水より軽いので、上層には、塩分の薄い層ができます。
一般的には、海水は、上層から下層までが混ざるので、凍りにくいのですが、
このオホーツク海の上層は、下層の塩分の濃い層と混ざりにくいため、寒気で冷やされると、凍りやすくなっています。
このようにして凍った海氷が、
海流や季節風によって南下してくる、というわけです。
まさに壮大な自然が作り出す、神秘的なドラマですね!
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