義太夫狂言

歌舞伎にも

いろんなジャンル、種類があることも知った今日この頃。


ざっくり二分するなら

純歌舞伎狂言

義太夫狂言(丸本物)

となるとか。

偶然にも

新橋演舞場の
通し狂言 寿三升景清

では純歌舞伎狂言

歌舞伎座の
仮名手本忠臣蔵 九段目

では義太夫狂言

を観ることが出来ました。


ほんと、
同じ歌舞伎なのに、全然違う。

セリフの言葉遣いはもちろん違うし、
音楽の演奏形式も違います。


むかし、抱いていた歌舞伎のイメージって
義太夫狂言の方だったように思います。

義太夫狂言は
ストーリーが義太夫節で語られるもので
音楽は三味線、
語りを義太夫節で語る太夫が担当、
会話などのセリフ部分は役者が義太夫節のセリフで言う
となっていて、

もともとは人形浄瑠璃からきたものなので、
人形浄瑠璃(今では文楽ともいいますが)の音楽担当と区別するために、
歌舞伎の方は
竹本、と呼んだりもするとか。


パンフレットをみると
担当する太夫さんの名前はお二人とも苗字は竹本さん。
なるほどねー。

そして今回の歌舞伎座での
仮名手本忠臣蔵 九段目の場合、
お客様の前、上手に見える状態での演奏だったので、これが、
出語り
というものだったようで。

物語の真ん中くらいで
出語りの人が乗っている盆が
くるりんと回転して
まるで忍者の隠し扉か?!という早業で
裏側にスタンバイしていた別の竹本のペアに交代。

生の舞台だとそんな瞬間技も見られます。


義太夫狂言は
やっぱり単語が難しいので
イヤホンガイドがないと初心者には・・・ちょっと大変かも。

でも
生の義太夫を聴いただけで
内容が聴き取れるようになったら更に楽しいだろうなあ。

文楽も見て見たくなり
調べてみたのですが
大きいところは関西なんですね。

そもそも西の文化で人形浄瑠璃の人気演目が歌舞伎へ、という歴史もあるので
ふむ、納得、ですが
東京でも観たいなあ。


コメント

今日は、勉強になりましたね。そして、これからも、熱が入りそうですね。☆

まるみる 2014年01月14日

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