この時期の天気予報では、「強い寒気」という言葉を耳にすることが多いですが…
その寒気の強さを知る目安のひとつが、「離岸距離」と呼ばれるものです。
冬型の気圧配置が強まった時、気象衛星画像を見ると…
日本海は、「筋状の雲」で覆われますね。
この雲は、積雲や積乱雲の列。
シベリア高気圧から吹き出す冷たい季節風が、
日本海上で水蒸気の供給を受け、発達した雲です。
「離岸距離」とは、
この積乱雲の列の始まりから大陸までの距離。
離岸距離が短いほど、寒気の吹き出しが強いということです。
気象衛星画像を見るときは、この「離岸距離」にも注目ですね!
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