パッケージに読み取りコードが付いていました。
携帯でぱしゃりと読みとってみたら、
いろんな情報がでてきましたよ。
どんな場所で作っているか、その様子を写真でも紹介したりして
オクラがどのように作られて運ばれてきたのかが
詳しく書いてありました。
この生産に関する情報をウェブのURLや読み取りコードをパッケージに付けることで表示する方法は、去年オーガニック・コンシュルジュの勉強をしていた時にしりました。
例えばオーガニック食品は、いろいろな情報を消費者に分かりやすく示さなければなりません。
そのため、パッケージなどに印字しなければならない文字数は、とても多くなることがあります。
しかしパッケージの面積は限られていることもありますね。
その場合はウェブなどのリンク先を印刷することで省略できる範囲があるのです。
しかし、今日購入したオクラは、オーガニック野菜ではありませんでした。
慣行栽培のものです。
つまり、普通に栽培されたもの。
慣行栽培や通常栽培などと言われるものです。
これは「それぞれの地域で慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況」に合致して栽培されているもの。
日本にもそれぞれの基準があって、
オーガニックや特別栽培ではない通常栽培の農産物だからと言って、
農薬などを無制限にばんばん使っているというわけではないのですね。
ちなみに、特別栽培というと、この節減対象農薬の使用回数や化学肥料の窒素成分量が、慣行栽培で使われている回数や量の5割以下の使用であること、などの細かい規格があります。
そして使用した節減対象農薬の名称や、使用回数、用途などは、
ウェブへのリンクを表示することで、パッケージへの表示を省略することも出来るというわけです。
オーガニックや特別栽培の農産物が注目されている理由の1つが、
どこでどのように作られているのかを明示しているので、安心して購入できるからというのがあるようです。
今回は慣行栽培にもかかわらず、どのような場所で栽培され、どのように運ばれてくるのかを明示していて、この姿勢に驚いて引き付けられました。
これからは、オーガニックや特別栽培のもの以外でも、
そのレベル内での配慮された食の安全をアピールする場が増えてくるのかもしれませんね。
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