『あずかりやさん』

いろんなジャンルの本を読むのですが
児童文学や大人のためのファンタジー系も好きです。
物語の世界は、どこか現実ではない場所の話と思いながらも
今目の前にある現実につながる部分を感じて
どきっとしたりします。
心の扉をたくさん開けてくれる本。

今回読んだのは
『あずかりやさん』(ポプラ社)
大山淳子さんの本です。

実は母が好きそうな雰囲気だな~と思って手にした本だったのですが、
すっかり私が先に読み、堪能してしまいました。
我が家は母と子で本の貸し借りをよくします。
自分が読み終えた本は、お互い相手に、よかったらどうぞ、と渡すシステムです。


さて

『あずかりやさん』は
その名の通り、
何かを預かってくれるお店「あずかりやさん」の物語。

どんなものでも一日100円で預かってくれるお店、それが「あずかりやさん」です。

明日町こんぺいとう商店街の西の端にある「あずかりやさん」は
東京の下町、スカイツリーからすぐ近くという設定。

「あずかりやさん」の店主は目が見えませんが、
お店に来たお客さんのことは、声や喋り方でしっかりと覚えています。

「あずかりやさん」には
ちょっと分けありな物
ちょっと分けありな人たちが
集まってきます。

店主はそれを、とても平らな空気感で
淡々と受け取り、預かります。

この物語は、あずけられた物や、
店にあるのれん、ガラスケース、
そして「社長」という名前の店の看板猫の言葉で語られます。

とても静かに静かに流れて行く「あずかりやさん」の空気感。

かといって、冷淡すぎるわけでもなく、
その静けさがとても心地よいんです。

店主の様子を、物や猫と一緒に
外側から見ながら読み続けて行くと

優しい気持ちって、
水にぽつんと垂らされた染料がふんわり広がるみたいに、
ゆっくり、でもしっかり、広がって
そして馴染んで染めていくんだな
と感じます。

何かを動かすのは
大きくて力強いパワーだけじゃない。
時に弱く優しく静かだけれど、ぐっとゆるぎなく動かして来ることもあるんだなと。


読み終えて
ほんわかしました。

コメント

良さそうな本ですね!!

ちょっと、麻里さんの仰有ってる内容とはズレてるかも・・・ですが、
スケールの大きな映画よりも、こぢんまりとした心温まる映画が、僕は好きです^^☆
本も、そういうものを好む傾向にあります。

お母様と、仲がいいんですね☆微笑ましいです^^
女性は、そういう方が多いのでしょうか。
そう言えば、名古屋の街に出ると、母娘で仲良く買い物している姿をよく見かけます^^☆

男は、どうも、気取っちゃっていけません(笑)

ぽえむ 2013年11月04日

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