風神雷神さまが

東京国立博物館の公式サイトを見ていたんです。

目的は現在開催中の
特別展「京都 洛中洛外図と障壁画の美」


美術検定を5級から受け始めた時
いかに自分が日本の文化、日本の美術について何も知らないかと痛感。
大学も学部まではピアノ科で
その後もイギリスのピアノ教師についてとか
演奏もドイツ、ロシア系を得意としてやっていたので
なかなか日本にいながらにして、日本のことを掘り下げて学ぶことがなく、
絵画、美術についてもどちらかといえば世界史的な知識が必要とされることが多かったんですね。
音楽と絵画、美術、建築などは結構繋がりがあるので触れることもあったのですが。

美術検定を通して日本の素晴らしい美術について
少しずつ勉強して行くに従って
どんどん面白くなって行きました。

やっぱり、知識がないままに見て、単純に感動するのも、とっても素敵ですが、
知る事によって、さらに面白さが増す部分というのは、出てくるものですね。

以前、円山応挙の特別展を観に行ったことがあったのですが、
それも、観に行こうと思ったきっかけが、美術検定の勉強でした。

勉強していなかったら、きっかけが生れなくて、
あの展覧会場で感じた感動も、体験できなかったんだなあと思います。

生の絵を、目の前にした時に心がぴりぴりとする感じ。

教科書、写真などでは絶対に分からない部分です。


で、話が随分、目的からそれましたがタイトルにあるところに戻りましょうね。
風神雷神 特別展の情報を見ていたらサイトの下の方に気になるものを発見。
なんと 来年の春 あの有名な「風神雷神図屏風」が、5年ぶりに公開されるというじゃありませんか。

きゃ~~~

これも絶対観に行きたい~

風神雷神図屏風といえば、
様々な方々が作品を生み出してきたもの。
美術検定の問題などでは、
どの風神雷神図屏風がそれぞれ誰の作品でしょう?
みたいな問題もでたりしてましたっけ。
見分け方は、雷神の位置とか、雲がどこまで入っている?とかそんな感じなんですけれど。

上野には素敵な美術館、博物館があってどこも大好きです。
博物館内のカフェもしばらく行っていないなあ。骨格を上の方から見ながらお茶するの、大好きだったんだよなあ。
って、この文章だけ見ていると
「え?…」
と思うかもしれないんですが、
行ってみたら、きっと分かってもらえる…気がします。
素敵な場所なのです。

東京国立博物館は実は「秋の庭園開放」も待っていたんだな。

なので京都の展時が始まったのは今月初めだったのだけれど
今まで行かずに待っていたんだな。うふ~。

まだまだ勉強不足だけれど
素敵な日本の美術についても、もっと続けて勉強して
知って行きたいなと思います。

コメント

沢山の絵を見て、更に感性を磨いて、一層素敵な女性になってね。☆

まるみる 2013年11月02日

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