やっと読んだのでした。
『バイバイ、ブラックバード』
実はこれ
母が先に文庫を買っていて
回って来たもの。
母的にはピンとこなかったようで、うーん、と言っていたのですが、
私はやっぱり伊坂幸太郎さんの小説が大好きなようで
出だしから
ピンときまくりでしたね~
主人公の星野一彦は
男性なのですが、
うんうん、そういうの、わかる~と星野に妙に共感するところもあったり。
いるいる、いるんだよね~こういう人、と星野のことを客観視する部分もあったり。
過去にあった、孤独感と大きな不安の穴が
ずーっと埋まらずに、
そこを無意識のうちに、埋める何かを探し続けているのが
星野なのかなあ。
星野を監視する役の繭美は
映画化されたらマツコ・デラックスさんが演じるのだろうか…なんて想像が膨らんでしまったり。
すごくいいキャラだし、ラストシーンの繭美がいいんだなあ。
あ、これは読んでからのお楽しみですね。
星野のキャラもよかったけれど
この本を通してなら、私は繭美ファンかなあ。
さてさて
次のお仕事のお供は
どの小説にしようかしら。
まりさんにおすすめの本は「エルマーの冒険」です。子供の頃読んで、とてもおもしろかったです。

………小学生か
じゃなかったらモーパッサンの「女の一生」。良い本だからと勧められたが……少し読んで終了……m(_ _)m