御屠蘇はどうだった?

さて、去年の大晦日の夜に
初めてチャレンジしてみた御屠蘇作り。

あれは一体どうなったのか。

ちゃんと元旦の朝にいただきましたよ。

無色透明なお酒に御屠蘇パックを浸して作ったのですが、
お酒の色が黄色に変わっています。

御屠蘇のパックからは柑橘のさわやかな甘さの香りがしていて、
このうっすら黄色く色付いた感じから
なんとなくミカンのお酒や梅酒のようなものを想像してしまいました。

蓋を開け香りをかぐと
ふわっと甘い香りと、なんだか不思議な爽やかさを感じ。
謎の漢方がたくさん入ったお酒ということでどきどきしていたのですが、
嗅覚を使って先行捜査した感じでは、そんなに危険な匂いはしていません。

いま思えば、逆にそれがいけなかったのかもしれませんね。

私は、食べ物の許容範囲が広い方だと自分では思い、
まずーいと思うことが少ない方だと思います。

みんなが
うげっと言う漢方の味も、
ものによっては美味しいから、もっとおかわり!ということもあるし、
そこまで行かなくても、まあ飲めなくはないよなと思う感じだったりします。

そんな私なのですが、
新年早々

御屠蘇を口に含んだ瞬間

うぎゃっ

と、プチ悲鳴を上げていました。

すごい

とにかくすごい。

何がどうなった味なのか瞬時に分析しきれないような衝撃。

それでも縁起ものなので、
ちょろっと注いだ器から
なんとか飲みほして
飲み終えた跡を見ながら、ふたたび

うぎゃひょみゃあ

飲みづらいんです。
どれくらい飲みづらいかと言うと、
漢方で出来たシロップの原液を水で薄めて飲む薬の、
10倍くらいの飲みづらさです。

小さい頃、苦いのにオレンジ味っていう
子供向けの風邪薬とかありませんでした?
苦い粉薬が飲めない子供が、薬を飲みやすくするために
甘い味を付けたようなのですが、
結局苦みも残っているので、甘いんだか苦いんだか
オレンジの味で酸っぱいんだか謎なハーモニーとなって
口の中に複雑過ぎる味を残してくれる感じ。

あのごちゃごちゃ感に少し似ています。

縁起物の御屠蘇に対して散々な言いようですが、
それはそれはもう、すごいショッキングな飲み物でした。

まさか元旦からこんな爆撃を受けるとは。

そして問題が一つ。
初めて作って初めて飲んだものなので、
私が作った御屠蘇の味が
はたして正しいかどうかが分かりません。

出会いが良くなかっただけかもと
不安になっております。

これ程の衝撃後でも
めげない私は
きっと来年も挑戦するだろうなと思われます。

コメント

いつも一番たくさん日記を更新してるのに、昨日はゼロだったので心配してましたウィンク 麻里さんが日記の本数と文の長さが一番だと思います[人差し指] 今年も日記を楽しみにしてます。

やす 2011年01月03日

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