徐々に血流が良くなってきた気がします。
その漢方薬局のお姉さんから、素敵なプレゼントを頂きました。
御屠蘇です。
パッケージには
屠蘇散
と書かれています。
「御屠蘇」という単語は聞いたことがあったのですが、
実は初めて。
調べて見ると西日本の一部にある習慣なのだそうですね。
今はじわじわと全国的に広がっているようですが、
西日本の習慣ならば東北地方の雪深い秋田県の我が家にはなかったことでも不思議ではないですと、妙に納得。
いや、もしかしたら、お酒だからという理由で
子供がいたからみんなが遠慮して飲まなかったとか、
もしくは私が寝ている間にこっそりと御屠蘇の儀式が行われていたとか、
いろんな妄想をしちゃったんですよね。
うちは秋田だから、いいんだ、納得だ。
さて、今年はせっかく頂きましたので、
作り方をしっかり読み、御屠蘇作りに挑戦です。
印刷された作り方によれば、
「大晦日の夜、中袋より屠蘇散を取り出し、180mlのお酒に一夜冷たく浸しておき、
元旦の朝雑煮を祝う前に、年少者より順次、新年の縁起と長寿を祈念してお召し上がりください。」
とのこと。
そこで、せっせと日本酒を、大き目の瓶に入れ、
中に御屠蘇の袋を浸してみました。
ツンとするような、フルーツのような
いい香りが袋からはしています。
ハーブティのような感じに似ているようにも思いました。
中身には何が入っているのかな?とパッケージを見て見ると、
「山椒果皮・みかん皮・桔梗根・浜防風・桂皮・おけらの茎葉」
が入っているようです。
フルーツの香りの正体はみかんの皮でしょうか。
漢方薬局が書いた説明書きによると
「屠蘇散は、中国三国時代に華陀という名医が十数種類の薬草を調合して酒に浸して飲んだのが始まりと言われます。邪気を屠り、魂を蘇らせることから屠蘇と名付けられ、
年の初めにこれを服する時は年中の屋臭いを避け、福寿を招く
と伝えられています。」
とのことです。
他にも調べていたらインターネット上にある情報を見るだけでも
いろいろな説があるようですね。
中国から日本にやってきた習慣だというのは、どれにも共通しているようです。
中に入っているものは、漢方っぽいですね。お薬みたい。
漢方薬局からもらった御屠蘇だから
専門分野なだけに、効果も味も期待できそうです。
新年が楽しみ。
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