ヨーロッパに行ってきた☆

今年も行ってきました!
夏のヨーロッパ旅行☆
今年は、パリからチューリッヒに行き、アルプスの風景を見るベルニナ鉄道という登山列車に乗って、ミラノへ行き、またパリに戻るという大掛かりなツアーでございました!

次に生まれ変わったらチューリッヒで暮らしたい!
そんな素敵な街チューリッヒ。
世界遺産の壮大なアルプスの山々の風景を見る事が出来たベルニナ鉄道。
その後行った、ミラノではスカラ座でバレエ「白鳥の湖」を鑑賞。

パリでは、ツールドフランスの決勝の日にあたり、なんとホテルの真下が最終1キロ地点というラッキーに恵まれました!二週間かけて、フランス中を駆け抜けた自転車レースの最終日に、私が泊まっていたホテルの近辺を8周走ってゴールするのです。走ってくる度に番狂わせが起こり、通りに溢れていた観客達も選手達に大声援を送ります。そんな国をあげてのスポーツをナマで見るのは初めてだったし、自転車のスピードにも圧倒されて大感動でした!

そして、パリといえば芸術の都ですね〜(^^)
私は、印象派の絵が大好きなのですが、今回は以前から行ってみたいと思っていたジヴェルニーのモネの家に行ってきました。
そうです。あの有名な水蓮の庭がある場所です。
バスでパリから片道2時間かけ、ノルマンディ地方へ。
まー暑かったこと!~_~;
私が行った日は34度を超えていました。フランスは日本よりたいぶ涼しいはずなのに、私がいた頃は珍しく暑い日が続いていたそうな(^^;;
モネはフランスの大スターですから、たくさんの観光客で溢れ返っていました。夏休みシーズンだし、日曜日のパリはお店のほとんどがお休みなので観光客が大量に流れるという事もあり仕方ないかもしれないのですが、絵のイメージからすごく静かな庭だと思っていたのでビックリ。あの象徴的な橋も人が多くて前に進めませんでした!(^^;;

でも、たくさんの花達がちゃんと手入れをされていて美しかったですよ。モネは、二番目の奥さんの連れ子を含め8人の子供がいたそうなのですが(彼の人生もなかなかドラマティック)ジヴェルニーに移り住んだ後は子供達に庭の手入れをさせていたんですって。家の中には、モネが集めたという日本の浮世絵が壁中に敷き詰めてありました。北斎などの価値ある浮世絵がずらり。あんなに素晴らしい画家が日本の文化、芸術に影響されていたなんて誇らしい気持ちになりました。
モネは、ジヴェルニーの家に移り住んだ30年間になんと庭の絵を300枚も描いたそうです。
もちろん本物も見てきましたよ!モネの睡蓮の大作を展示するために作らせたというオランジュリー美術館。モネのこだわりで自然光の下に展示されたふた部屋に渡る壁一面の大きさの水蓮の絵は、モネの狙い通り太陽の光によってその表情を次々と変えていきます。本物の庭を見た後なだけによかったです。でも、本物の庭よりモネの絵に描かれた水蓮の庭の方が断然素晴らしいものに感じちゃいました。(^^;;
モネの絵は近くでみると、ぼやけた感じで何が書いてあるのかよくわからないのですが、少し離れるとその姿がはっきりと見えてくる。
そんな手の混んだ絵を30年もの間、何枚も何枚も描き続けたんです。
絵の中のあのやさしい色調からは想像も出来ないですよね。モネの芸術への深い愛情と強靱な精神力に圧倒されました。

オランジュリー美術館とオルセー美術館では大好きなルノアールやドガ、ユトリロ、ゴッホなどの絵も鑑賞。本物が放つその力に鳥肌が立つ思いでした。
絵は、実際に巨匠たちが何十年、何百年以上も前に描いたそのものを今、目の前に見る事が出来ますよね。本物には、どれだけの時間が経っても見るものを圧倒するオーラというか力がある気がするのです。私は、絵の事は素人なのでよくわからないのですが、その本物が放つパワーに触れたくて絵を見にいきます。
お芝居は、どんなに魂を込めてみんなでいいものを作ってもその瞬間にそこに居合わせた人としかその感動は分かち合えない。
だからこそ舞台芸術は尊い。
映像に残ったとしてもそれはもう違うものです。
けれど絵は、絵の具とキャンパスの芸術が作者の魂をキャンパスに残したまま後世まで生き続ける。
だからこそ絵は本物を見るべきだと思うんです。
この気持ち伝わってますー?
ボキャ貧なもんで、すびばせん(^^;;
そんな事を再確認したパリ。

世界遺産にふれ、ヨーロッパの芸術にふれ、様々なラッキーにも恵まれ、とても有意義な旅行でした。
次は…ハイ。働きまーす!

写真は、ジヴェルニーのモネの家。ミラノのスカラ座。
ベルニナ鉄道からの風景。

コメント

こんにちは~!(≧∇≦)

パリは素敵ですね~!
是非是非、芸術に触れるために、

パリに行きたくなりました~!(*^o^*)

ジュリエット 2013年07月31日

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