計算が苦手でした。
基本的な足し算とか引き算とかを
暗算するのが猛烈に苦手で
大学受験の時の二次試験は数学を選択して受験したものの
計算は全て筆算を紙にしつこく書いて計算、
もしくは指を使って足し引きをしていた私。
その指を使った足し引きも年を重ねるごとにパワーアップバージョンとなり
なんかすごい素早く指を使い、指の形を一種の記号化していくことで
なんだか分からないけれど、便利に使いこなしていたんだよなあ…。
そんなわけで、私、家庭教師をしていた時代に、生徒が指を使って計算していても
一向に、だめって言う気にならなかったぜよ~ほほほ~。
指使ったって、大学受験で数学選択受験できるぜよ~ひひひ…ってそういう問題じゃないような気もするけれど。
そもそも、そんなに計算がダメなのに、
なぜ大切な大学受験の二次試験で数学を選択することになったかというと
私が受験した学校は、
選べる科目が「英語」&「国語」の組み合わせ
もしくは「英語」&「数学」の組み合わせ、しかなかったんです。
ここで「国語」なんて選んだら120%受験に落ちると踏んだ私。
断腸の思いで「英語」&「数学」で奮闘。
(足し算引き算以上に「国語」は猛烈に苦手でした。本当は「英語」もあまり成績が良くなかったのですが、「英語」は逃れられなかったので仕方がなく格闘。
だいたい、作者の気持ちを…とか設問されたって、作者にインタビューしてくれ、と思ってしまっていた私。なんか、もやもやしちゃって、全く文章読解とか出来なかったんだよなあ。国語の問題においては、大人たちが期待する答えとかを導き出せなかった子でした。5択なのにどれも選びたい選択支がない、とかね…困るよなあ。)
なのですが
そんな数学、というよりも、これはもはや、もっと遡って、算数の時代からの苦手が
生涯に渡り付いて回っている私なのに
小さい頃に遊んでいたおもちゃで
こんなものが出てきました。
ジャマイカ
黒いサイコロ2こ
白いサイコロ5こ
これがこぼれ落ちないように組みこまれている
まるで赤ちゃんの歯固めのような形のおもちゃなのですが、
実は
計算をするおもちゃです。
黒いサイコロの数字を足し算して出てきた数字を
目標の数字として
白いサイコロを使って、その目標の数字とぴったり合うようにする
という遊び。
白いサイコロに出てきた数字を
足したり、引いたり、掛け算したり、割り算したり、
時には、かっこ( )とか使ったりしながら
どうにかこうにかして
最終的に
いこーる、黒いサイコロを足し算した結果の数字にする、っていう。
ものすごい私の苦手にフィットしたおもちゃです。
誰が買ってくれたんだっけなあ。
たぶん、東京の叔母ちゃんだったような。
算数が苦手だったのに
このジャマイカはよく遊びました。
はまってたよなあ。
写真のものは
実際に、私が小さい頃にたくさん遊んだものです。
結構、白いサイコロの色がくすんでいるような…。
で、これも気になって
ネット検索してみたら
あら、大人でもはまったっていう人がちらほら
うふ、ちょっと嬉しい。
再び、私も
大人になった今、
パソコンの横にジャマイカを置いて
時々ころころして、計算してみています。
ちなみに
写真の数字のは
解けた?
私は解けました~♪
こんばんは。
受験科目で
「数学と国語から選択」
という大学の学科があるんですね。
知りませんでした。
国語の試験で、「5択で選択肢がない」という経験は何度もあるんですけど、
数学でも、マークシート方式の試験で、
「その他」しか選択肢がない ということがありました。
「ジャマイカ」は
初めてみました。