前回のブログにも書きました
麻里ムージー・レッド
今回は赤い色のスムージーを作りました。
材料は
ピンクグレープフルーツ
赤パプリカ
トマト
さくらんぼ
この4つです。

トマトはミニトマトに出来ればベストでしたが
近所の八百屋の値段の都合により
格安に負け、普通のトマトとなりました。
ミニトマトだったら5~6個くらいかなあと思います。
このレシピは
若干、手間がかかりますので
忙しい朝に作るのは、やや面倒かも。
面倒ポイントは
さくらんぼ。
中心に種があるので
そのままミキサーにかけることができません。
包丁で種の周りの果肉を削ぐようにして作業をします。
グレープフルーツも種が混ざらないように
ある程度皮をむいて、種を確認しながらミキサーに入れて行きました。
トマトはヘタを取り除いてから入れます。
赤パプリカも
中の種と綿、ヘタをある程度取り除いて
ざく切りにしてミキサーへ投入。

あとは
ウィーンとミックスすれば完成です。
その日の野菜や果物の水分量によって
後から加える水の量を加減します。
いつもなら、一度に50ccくらいずつ加え、ミックスしながら様子をみて、
大体合計で100ccくらいのお水を入れいている感じです。
かなりドロドロした仕上がりになります。
私はその方が好きなので。
さらりとジュースのようにしたい場合はもっと水の量を増やすと良いですね。
今回は
グレープフルーツとトマトにかなり水分があったので
水を全く加えずに完成しました。

わあ~
これまでとんでもない色に仕上がったスムージーが
数多くありましたが
これは色もきれい!
やっぱり見た目も大切ですね。
美味しそうに見えます。
そして実際のお味も
とっても美味しい。
酸味と甘さのバランスがいい感じでした。
おかわり~♪って言いたくなる味。リピートレシピです。
さて
漢方の目線から見てみましょう。
今回の食材の中で
赤パプリカ
と
さくらんぼ
は身体を温めてくれる食材です。
グレープフルーツ
と
トマト
が身体を冷やす食材なのでなるべく
どちらかに偏り過ぎないように、組み合わせています。
また、
赤パプリカ(ピーマン類)とさくらんぼは、
梅雨の時期にぴったりの食材でもあり、
トマトと、さくらんぼは
滞った「水」を巡らせてくれます。
梅雨の時期には「水」を巡らせることが1つのキーワード。
じめじめしていて、外界に「湿」が溢れているので
身体の中に余分な「湿」が籠ってしまいがちなんです。
この時、起きてくるのが「水滞」。
もともとの体質として「水滞」タイプの方は
梅雨の時期や雨の日に体調不良になりやすかったりします。
私もむくみやすかったり
梅雨や雨の日に体調不良になりやすい体質でもあるので
この「水滞」にならないように心がけて生活するようにしています。
そして
赤パプリカとグレープフルーツには
滞った「気」を巡らせてくれる力が。
「気」が巡らない「気滞」タイプは
すぐイライラしてしまったり、
ため息ばかりついてしまったり
胸やお腹が張ったような苦しい感じがしたり(膨満感など)
ガスが身体の中に溜まり過ぎたり
という特徴があります。
毎日笑顔で楽しく過ごすために
「気」を上手に巡らせていくことも大切。
そして「血」の巡りも重要です。
ドロドロ~の「血」は他のいろいろな症状を引き起こす原因にもなります。
そんなドロドロ血のイメージの「瘀血」タイプにも
赤パプリカが効いてくれるんです。
さらにさらに
成分で見て見ると
赤パプリカは
1個で1日に必要なビタミンC量の1.7倍も摂取できる上に、美容と健康に欠かせないビタミンE、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6も含まれているという
美肌作りにはぴったりの野菜なのです。
優秀~。
グレープフルーツはもちろん
ビタミンCやクエン酸もたっぷり。
さくらんぼは
シミやシワに良く美肌作りを手伝うフルーツとも言われています。
そんなわけで
今回の麻里ムージー・レッドは
「気」「血」「水」を巡らせて
美肌を作る赤いスムージー
巡り美人レッド
でした。
質問
身体を温めてくれるモノと冷ましてくれるモノ
一緒にとると相殺されてしまう気がするのですが
考えすぎですか?