漢方スタイリストになり
勉強を通して
本当に、いろんな食べ物、日々の生活を
違った目線で捉えるようになったなあと感じています。
健康に良い
と一般的に言われている流行りものでも
自分の身体に合っていなければ逆効果にもなってしまうということ。
世の中にはたくさんの健康法があったり
身体に良いと言われる飲食物があったり、
エクササイズがあったりします。
その中から
今の自分の体調、季節などに
一番合ったものはどれなのか
自分のために選んでいける人になりたいなあと思って
まだまだ勉強中です。
と同時に
家で作る○○
というのにも
最近興味があって
その中でも
完成を楽しみに待つ
タイプのものにジワジワ興味を持ち始めています。
例えば
漬け込むお酒。
今までにもいろいろ
完成したものを紹介してきましたが
いろーんな種類を作ってみたくて
少量ずつ、今はお試しで作っているところです。
今回ご紹介するのは
黒豆酒
完成までに1カ月かかりました。
でも漬け込みのお酒の中では
1カ月なんて短い方みたいですね。
梅酒などは半年、1年、もっと漬け込むのもあったり。
さすがにそれをやってしまうと
楽しみに、の前に、忘れちゃいそうなので
1カ月から2カ月くらいで完成になりそうなものを試してみています。
短いものだと1週間で完成するものもありました。
黒豆は
スーパーで黒豆を買ってきて
フライパンで空煎り。
皮がこんな風に割れます。
そして
それを25度のホワイトリカーに漬け込み
瓶のふたをして
1カ月待つだけ。
とっても簡単です。
最初はこんな風に
お酒には色がついていませんが
1カ月もたつと
真っ黒になります。
中の黒豆はザルで濾して
液体だけにして完成です。
黒いものは
「血」が足りなくてドロドロしやすい私には合っている食材が多く
日頃から
白いものより黒いもの
と思いながら食べ物を選んでいますが、
特に黒豆には
アントシアニンやサポニン、イソフラボンなども豊富に含まれているのだとか。
これら美容情報でも良く見かける「抗酸化作用」を持つ成分。
ということは
老化現象と言われるものたちの予防に効いてくれそう
というわけです。
漢方の目線だと
「血」がどろどろ~なイメージの「瘀血」タイプにもぴったり。
そして五臓だと「脾」と「腎」に働きかけてくれ、
髪の毛のトラブルなどにも合っているとか。
そのままこんな風に
ロックで飲んでも香ばしくて美味しいですし
前回のブログのように
料理に使っても、いい味になりました。
結構、香ばしい香りが
料理に入れても目立つ気がするので
それを考慮した上で、どの料理に使うのがいいかな
なんて考えています。
ゴボウにはぴったりだったと思いました。
煮物に入れるとマイルドさもあるんですが、ちょっと渋めの大人な味になる気がします。
野菜を煮込むのが大好きなので
こうやって自分で作った漬け込みのお酒で
野菜煮を作る楽しみが増えました。
黒豆酒、初めて耳にしました。
どんな味なのか試してみたいですね。