漢方の炊き込みご飯【手作りからだのほっこりご飯 vol.18】

以前から気になっていた
漢方素材を入れた炊き込みご飯を作ってみました。

ナツメや高麗人参、ハスの実などが入っています。







「気」と「血」を補ってくれそうな炊き込みご飯。


ナツメは
普段はドライフルーツで楽しんでいるのですが
今回は乾燥した状態のものを炊く前の状態で投入。

赤くて一番大きな実のように見えるのが
乾燥した状態のナツメです。






元気がないな～へにょへにょ～というイメージの「気虚」タイプや
血がたりないよ～という「血虚」タイプに合う食材のナツメ。


そして

「気虚」にも良く
「心」「脾」「肺」に働きかけてくれる温性の食材である
高麗人参。

同じく「気虚」に良く
「心」「脾」「腎」に働きかけてくれる
はすの実。


漢方の考え方では
「血」が足りなくても寝付きが悪くなったり
気持ちがそわそわして不安になったりもします。

今回の炊き込みご飯は

春になってバタバタしてしまい
ついつい、イライラしがち、気持ちがもやもやするなあ
なんて時にも働きかけてくれそうな
「気」「血」を温めながら
「心」も労わり、補ってくれるレシピ。

特に気を付けることはなく
ただ混ぜるだけで
いつも通りご飯を炊飯器で炊きます。










完成したら
美味しそうに色が付いた炊き込みご飯に。











味もシンプルなので
どんなおかずとも合いそうです。

ナツメは、水分を吸って
ほんのり甘い果肉に。

炊き込みご飯は大好き。
それだけで1品豪華なメニューになるので
便利だし、こうやって炊き込めば
栄養もばっちりですね。

春は竹の子ご飯もいいなあ。
秋は栗ご飯やキノコご飯が楽しみ。

しばらくこんな感じの炊き込みご飯にも
はまりそうな予感です。