アールユヴェーダ

以前から気になっていた
アールユヴェーダの初心者勉強会に行ってきました。



アールユヴェーダは
簡単に言ってしまえば
インドの伝統的な医学の1つです。

口承伝承により伝わった医学だったので
書物が紛失しても
失われることなく、現代まで受け継がれてきたのだとか。


アールユヴェーダについてはこれまで
本や雑誌などではちらちら見かけて
気になっていたので少し読んだりもしてみました。

なんとなーくこんな感じかなあというイメージはあったのですが
なんだか難しくて、具体的にどんなものか分からなかったんです。


今回の勉強会で
ちょっと具体像が掴めたような気がしました。

漢方の考え方と似ている部分も多いんですよ。

アールユヴェーダは細かくは7つのタイプ
大きくは3つの「ドーシャ」に分けて考える
トリ・ドーシャ理論で
その人に合う、合わないというのを見たりします。

漢方では五行という5分類と
気血水の5~6の種類の組み合わせを基本として
そこから細かい分類をしていきます。

アールユヴェーダの
トリ・ドーシャ理論では

風(ヴァータ)

火(ピッタ)

水(カパ)

に分けて考えられ

ちなみに簡易体質チェックをやってみたら
私は
風と水を合わせた
ヴァータ・カパ体質
でした。

漢方でも
風、火、水などが出てきます。

風が持つ性質として
揺れ動く、何かを動かす力、というのがあるのですが、
それは漢方の考え方もアールユヴェーダの考え方も共通していたし、

火が持つ性質として
燃える、熱い、という力や

水が持つ性質として
身体全体に栄養を巡らせるのに必要、という考え方も似ていて

とても興味深かったです。


そして何よりも先生がおっしゃっていた

体質チェックなどは
あくまで、自分がどういう傾向にあるか知るための1つのものさしである

ということ。

これも私が漢方を勉強していた上で
思っていたことだったので
共感です。

世の中には様々な健康法がありますが
これが正しくて、これが間違い、ということは
私はあまり決めつけたくないなあと思っています。

どの方法にも、良いと言われるには理由があるわけだし
1つの方法が全ての人に万能の力を持って対応してくれるものか、
と言われれば、必ずしもそうではないこともあると思います。

見方を変えれば
それまで正しいと思っていたことも、なんだか違うような気がして見えたりもします。

いろいろなことを総合的に見ながら
漢方の勉強ももっと深く続けて行きたいなあと改めて思いました。

さて、
これから
勉強会で書いたメモをまとめようと思います。

コメント

アールユヴェーダ、そして、次には、ダースベーダ、
ですね。→失礼しました。(笑)

漢方に通じる考え方があるので、まりさんにとっては、
ある意味、とっつきやすかったのではないかと思います。チューリップ

更に深く学んで、お仕事等に活かしていけるといいね。☆

まるみる 2013年02月02日

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