“VOGUE japan” 2月号
ダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland)さんの特集記事にあった言葉です。
かつてアメリカン・ヴォーグの編集長だった彼女。
日本語のカタカナ表記で「スタイル」というと「体型」のことを示す意味で使われることが多い気がしますが、本来の「スタイル」という単語が持つ意味は
様式、やり方、文体、表現法、服装などの流行、優雅、上品
など。
ちなみに日本語で示していた「体型」を意味するのならば、“figure” が適切だとか。
さらに彼女の言葉として
「新しい服を着るだけではダメよ。その服でどう生きるかなの。」
という一文もありました。
もちろん服や髪型、持ち物などを変えれば
大きく変身することも出来るでしょう。
ただし一番大切なのは
ファッションを変えたことによる
心の変化ではないかと思うんです。
お気に入りの服を着たら
楽しい気持ちになって
どこかにお出かけしたくなります。
履き心地の良い靴に出会ったら
普段は行かないようなところまで
ずんずん歩いて行ってみたくなります。
成りたい自分のイメージに近い服に挑戦してみて
気分を変えてみるのもいいかもしれません。
身に付けたものと
自分自身の心が
一体となって
その人だけのスタイルを作り上げる。
振り回され過ぎることなく
自分のスタイルを芯に
流行の遊び心を追加しながら
「誰もが思い違いをしているの。生まれるのが遅かったなんて思っちゃダメ。本当は違うんだから。唯一の問題は、考え方が時代遅れになることなのよ。」
美しい「スタイル」は
心の在り方から発せられるもの。
その心の表現手段として
ファッションがあり、
言葉があり、
絵画や音楽など様々な芸術作品としての形がある。
「スタイル」
自分の生き方について考え
心の在り方を見つめ直し
外へ向かってそれを伝えて行く。
だからこそ
「その服でどう生きるか」
そこには「オリジナリティ」があり
一見ばらばらなように思えることすらも、
ひとつの、個人の存在で、繋げることが出来る。
どんな芸術家の作品を
歴史と共に追っていても
その「スタイル」が確立されるまでには
山あり谷あり茨の道を進んで進んで、
人によっては死後にその「スタイル」が定義付けられることも多いほどです。
「スタイル」の確立というのは
それくらい、難しく、けれど確固たる力を持ったものでもあるのでしょう。
「スタイル――それを持つ人に共通しているものは、ただ一つ。オリジナリティよ。」
「スタイル」
そして
「オリジナリティ」
存在から発せられる生き方を
しっかりと感じさせられる
そんな女性になりたいものです。
まりさん
お早う御座います
(o^∀^o)//
自分のスタイル…
三十代を目前にして固まって来たような気がします
十代の頃はハイブランドのモードスタイルに憧れてバイト賃を全てつぎ込んだりカードに手を出したり金銭的に随分と無理もしたものですが…服や靴あるいは車や住まい…
やっぱし生活水準に会わないと自分らしく無いし
恰好悪いんですね
(^_^;)
今は肩の力を抜いた中に正統派な薫りを漂わせたスタイル
を主体にファッションを楽しんでいます
勿論大切にしたくなる様なそんな物に対する出会いと憧れは捨ててはいませんが…
私は車好きなのでどうしても車の話になって仕舞うのですが
40代に成ったら
メルセデスが…
50代に成ったら
ポルシェが似合う大人に成るのが今の目標ですね
勿論なにがなんでもと云う訳ではありませんけれども…矢張そこはスタイル生活水準の壁もありますから(笑)