海の変化

様々な地球環境に関連したニュースが日々更新され届けられていく中、

ダイビングをするようになってから特に
海に関連したニュースが目に留まるようになりました。

今回は南極海周辺に生息している
「海の蝶」と言われている浮遊性巻貝について。

この「海の蝶」の殻が
海水の酸性化によって
溶けてきているというのです。

食物連射を考える上で
この「海の蝶」の殻が溶けつつあることにより、
この巻貝を食べる他の生物への影響も心配されるとのこと。


そもそも
酸性化というのは
なぜ起こるのか。

私も以前勉強するまでは知りませんでしたが

海が酸性化してしまうのは
人間が排出したCO2が原因。

排出されたCO2のうち、なんと4分の1もの大量のCO2が
海水に溶け込んで吸収されているのです。

CO2、二酸化炭素は
もちろん私たちが生きているだけで
呼吸をして排出されているものもありますが、
それ以上に、化石燃料の燃焼などからも大量に排出されているわけです。

今回のように、小さな南極海の近くに住む巻貝の変化を
科学者たちが発見したおかげで
今後様々な対応が可能になるのかもしれません。


海の様子の変化と言えば、
海水温の上昇についても
よくニュースで取り上げられますね。

日本における海水温の上昇に関連したニュースと言えば
やはりキーワードとして上がって来るのが「サンゴ」。

サンゴは温かい海に生息しているものが多いのですが、
そのサンゴの北限、つまり
これ以上北に行くとサンゴは生きていませんよ
という限界線が
年々、北上しつつあるのです。

サンゴといえば
沖縄とか、南国の島、というイメージが強いかもしれませんが、
実はじわじわと関東近海まで北限がのぼっているのです。

もちろんサンゴの種類にもよりますが、

ダイバーさんたちから話を伺っても、

毎年いないはずのお魚が今年はいっぱい、とか、
毎年いたはずのお魚が今年は全くいない、とか、

伊豆、関東の海でも変化を感じている方もいらっしゃるようです。

以前、サンゴの勉強をしていた時に
サンゴは海の様子を調べるための定点観測ポットの役割も果たす
ということを習いました。
サンゴの骨格を調べることにより
はるか昔の海水温などを分析して出すことができるのだとか。
この分野においても様々な研究が続けられているようです。


私たち、海の専門学者ではない人たちに出来ること。
それは、こういった研究が地道に続けられていることや、
今の地球の様子を伝えるニュースに少しでも興味を持って、
知って行くことだと思います。

日々、ちょっとしたところで目を向け続けていることによって、
ある時、新しい何かに自分の中で気が付くことが出来るかもしれないし、
昔得た情報と今目の前にしたことが上手くリンクして、
面白い発想が生れるかもしれません。


海に潜ったことがある私が思うのは

海の生き物たちの可愛らしさ。
人間を見つめてくるつぶらな瞳。
ふきだしマークをつけて台詞を入れたくなるような豊かな表情。

こんな可愛い子たちが
もしかしたら
私たち人間の手によって
消えて行くのかもしれない。

そう思うと、胸が苦しくなることがあります。

「海の蝶」とは一緒に潜ったことはありませんが、
殻が溶けていると聞くと、悲しくなります。

もし、好きな人の身体の一部が
何かの不可抗力により溶けてなくなっていると知ったら、悲しくなりますよね。
それと少し似ているかもしれません。


出会った可愛いあの子たちを
苦しめることになりませんようにと願っています。





参考資料:・AFP BB News 2012年11月26日記事
        「海の酸性化で「海の蝶」の殻が溶解、南極海調査」
        http://www.afpbb.com/
  ・サンゴマップ http://www.sangomap.jp/
  ・「サンゴ骨格分析による過去の気候変遷の復元―生体鉱物を用いた地球科学的手法による地球環境研究―」; 鈴木 淳 ;「Synthesiology-構成学」第5巻;第2号;2012

コメント

海の中にはまりさんのお友達が沢山なんですね♪

自分も可能な範囲でお手伝いします。

それにしても、参考文献が大学図書館に行かないとないようなタイトルですね^^

まりさんの知性が漂ってます☆

てる 2012年11月29日

環境問題にもっと多くの人が目を向けてくれると
いいなぁ、と思っているのは、私も同感です。チューリップ

そのためにも、日頃の自分の行動から考えて
いく必要があるとも思っています。クローバー

出来るだけ、自動車に乗らないとか、無駄な
電気を消す、とか。。。芽

まるみる 2012年11月29日

こんばんはm(_ _)m


海もサンゴの発生や


環境問題


捕獲の問題等


人は生きる為に食べていかなくては


いけませんが


海外のエリアも含めて


色々と解決しなくてはいけません


まりさんも大変だと思いますが

隼人 2012年11月29日

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