お家ではホットドリンクが定番です。
これから冬に飲みたくなるものの1つ
葛湯。
とろ~りとしている、あつあつ葛湯を飲むと
体が温まります。
葛湯にもいろいろな種類がありますが
私が好きなのは
黒糖と生姜が入ったもの。
お砂糖は使いません。
私はちょっと猫舌なのですが
写真のように木のスプーンですくって
はふはふしながら飲むのが、いいんだなあ。
この、熱いのは飲めないんだけど、あえて熱い葛湯を作って
ふ~ふ~っ、はっふはふって飲むのが
いかにも、冬って感じなんだなあ。
さて
漢方の目線から見てみましょう。
まずは
黒糖。黒砂糖ですね。
「肝」「脾」に働きかけてくれる温性の食材。
黒い食べ物は「血」を補い流してくれる
という話を以前書いたことがありましたが
黒糖も、もちろん、黒い食材。
血が足りないよ~っていうイメージの「血虚」タイプや
血がどろどろ~っていう「瘀血」タイプにもぴったりな食材です。
特に「血」を補う力がある黒糖。
貧血や血行が悪い事による冷えのトラブルなどにもいい黒糖は
女性の強い味方です。
そして
生姜。
「脾」「肺」に働きかけてくれる温性の食材。
こちらも、もちろん、温めパワーがある食材で
冬になると生姜を使った炒め物や煮物などの料理や、
生姜が入った飲み物がお店のメニューにも増えますよね。
生姜は新陳代謝を高めながら体を温めてくれるパワーがあるので
ぽっかぽか効果は抜群。
黒糖と同じように「瘀血」タイプに合う他に、
ため息が出るなあ、重だるいなあ疲れるなあという「気滞」タイプや
むくみが気になる「水滞」タイプにも合う食材でもあります。
さらに
黒糖も生姜も
温性の食材の力と働きかける場所により
イライラを落ち着かせてくれる働きも期待できます。
冷えが気になる時、
風邪を引かないように気を付けたいなっていう時、
そんなこれからのシーズン
黒糖と生姜のぬくぬくパワーで
ほっこり温まりながらリラックス♪
ゆったりしたお家時間を過ごしたいですね。
暖かい飲み物の季節になりました

砂糖を使わないのはいいですね(笑)