美術や音楽、建築などのことについて
いろいろなものを読んだり見たりしていると
画家、作曲者、建築家、それぞれを生み出す人たちが
自分が最も表現しやすいと思う物を通して
自分たちの世界観を
爆発させているんだ
ということを感じます。
信念、理念、情熱、
心の奥に潜む思いを
芸術を通して輝かせて行く。
かの有名な作曲家、ウォルフガング・アマデウス・モーツアルト(Wolfgang Amadeus Mozart)の言葉でこんなものを読みました。
『ぼくは詩を書くことはできません。詩人ではないからです。
ぼくは巧みに描き分けて影や光を表現することはできません。
画家ではないからです。
そればかりかぼくは、ほのめかしや身ぶり手真似でぼくの感情や考えを表すこともできません。ぼくは踊り手ではありませんから。
でも、音でならそれができます。
ぼくは、音楽家ですから。』
モーツアルトの音楽は
軽快で輝かしく軽やかに
キラキラとした笑いが溢れるような音でいっぱいです。
モーツアルトらしさ。
自分が言いたい事を、音楽を通して言い続けたモーツアルト。
また、世界的に有名なデザイナーであるラルフ・ローレン(Ralph Lauren)は
『私は服をデザインしているのではない。夢をデザインしているのだ。』
と言っているそうです。
「夢」はいろんなことに解釈できますね。
「理想」と言い換えることもできるかもしれませんし、
「あこがれ」とも言えるかもしれません。
自分がこうなりたいという、目指す「スタイル」を
デザインを通して発信しつづけているラルフ・ローレン。
もちろんデザインしている物そのものは服ではありますが、
一番言いたいことは
服がどうのこうの、ということよりも、
そのデザインされた服を通して感じられる信念、
服を着る人たちを想像したライフスタイル、
服の向こう側に広がる世界なのでしょう。
ラルフ・ローレンとそのデザインについては
他にも素敵な話があるので
これはまた改めて別の時に書きたいと思います。
私も、私にできる表現方法で
その先にある何かまで伝えられるような人になりたいです。
参考図書:『音楽家の名言2』(ヤマハミュージックメディア) 編・著:檜山乃武
『賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉』(かんき出版) 著:本田季伸
コメント
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ひとつひとつのことを地道に積み重ねって行った、
その先に、きっと夢が叶う光が射すと思うよ。
こつこつとがんばってね。☆
ささやかに応援しています。
まるみる
2012年11月15日
ふむふむ



なるほど
まりさんの話はためになる事ばかりです
未来に向かって頑張って行こうと思います