ほっこりシュールな絵本

ほっこりしながらも
ちょっとシュールな
かわいい絵本を読みました。

『眠れぬ夜の小さなお話』(角川書店)
原由子さんの絵本です。

ある日、流れ星となってネコクンのところへやってきた星クン。
ネコクンと星クンは友達になって楽しく過ごしますが、
最後はもといた空へと星クンが帰って行くという

なんというか

絵本らしいお話。

その後再び地球に星クンが落ちてきた時に
熱でヤケドをした星クンに
アロエを貼ってあげるネコクン。

風邪で高熱を出したウサギクンに
山のてっぺんにあるアイスをとってきてあげたり、

ほんわかした優しいネコクン。


風船をたくさん手に持って雲の上までいって
ほわほわの雲を食べているネコクンをみて、

ああ、小さい頃、
雲って綿あめみたいだなあとか
雲に乗ってみたいなあとか
思ったことあるなあ
なんて思い出したりもして。

ほっこり。


かと思えば

実はすごくシュールで

ネコクンが重い思いをしてやっと持ち帰った美味しそうな大きなスイカ。
冷やしておいたら
こっそりキツネのゴンザノスケが小さいスイカとすり変えたり、
でも結果的に、すり替えた大きなスイカからはなんと
「玉のようなスイカ太郎が生れ、パパ、パパと慕われてしまったそうです。」
となったり。

「ある日ネコクンが屋根の上を歩いていたら、むこうの方からスンゲェーコワーイ顔のネコが歩いてきました。」

となったり。


短編がたくさん集まった
小さな絵本。

クスっと笑える部分も
大人と子供では違うんだろうなあ
なんてこともおもいました。

重たい小説の合間に
こういうのを読むのも好きです。

コメント



昔、「星新一」さんの

  短編小説がぎっしりつまった

    本を読むのが好きでした・。、。・

グラとし 2012年10月15日

ほんわかな気分になる本って


なかなかないですよねほっとした顔


なるほどウッシッシ

隼人 2012年10月14日

 いいっすね指でOK 原由子さん 猫猫の物語の絵本

私も買って読んで観ます。 面白そうですね。心暖まる物語のようです。

ありがとうございます。ブタ

たまにん 2012年10月14日

なんだかほんわかする作品ですね。チューリップ

たまには、こんな作品に触れるのもいいですね。クローバー

まるみる 2012年10月14日

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

感謝の気持ち
目に見える変化と見えない変化
紙コップを考える
プラスチックフリーを意識した暮らし