今回は『塩の街』を読みました。
実は以前には『海の底』『空の中』の2冊も読んだことがあり
どちらも面白くて一気に読み終えてしまった作品。
今回の『塩の街』も読み終えるまで時間を忘れてしまいました。
ページ数は結構あるように見えますが
世界に入り込んでいる間にあっという間に読み進んで行く勢いは
どの作品もすごいです。
今回は
ある日突然空から落ちてきた
巨大な塩の結晶。
そしてその結晶が落ちたと同時に始まった
人間が塩になってしまうという塩害。
原因が付きとめられないまま
明日は自分が塩になりはじめるかもしれないという恐怖と
隣り合わせの毎日。
いたるところに
塩があり
「塩の街」となった東京。
世界を救った秋庭の想い。
番外編に収録された
塩害解決のための作戦からあとの物語では
後にライターになった高橋ノブオが書いた本『僕の見た塩害』についても触れられています。
そこでは『世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた。その一つの恋が世界を救った。そのことを僕はこれから書こうと思う。』と書きだされています。
世界を救った本人は
世界を救うんだと息巻いていたわけじゃなかった、という
ベタベタなカッコいい系ストーリーからは外しているあたりが
有川さんの小説なんだなあという感じ。
これがアメリカのハリウッド映画だと
じゃんっとかっちょよく、世界を救ったぜ~ってなるんだろうなあ、
とか思ってみたりもしてね。
どちら系も好きです。
なんか休日に一気読みしたいぞー
という時は、有川小説も
よさそうですよ。
質問で~~~す。
まりさんは、基本「ケータイ」で
ブログUPですか?
実は、パソコンやスマホだと
amieブログは、「写真」を、
文書の途中に入れれないような・。、。・
文頭に「どか~~っ」と写真。
後は、ずっと文章。
このパターンしか、無理なのかな?
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