『塩の街』

これまでにも何冊か読んできた有川浩さんの小説。

今回は『塩の街』を読みました。

実は以前には『海の底』『空の中』の2冊も読んだことがあり
どちらも面白くて一気に読み終えてしまった作品。

今回の『塩の街』も読み終えるまで時間を忘れてしまいました。
ページ数は結構あるように見えますが
世界に入り込んでいる間にあっという間に読み進んで行く勢いは
どの作品もすごいです。

今回は
ある日突然空から落ちてきた
巨大な塩の結晶。

そしてその結晶が落ちたと同時に始まった
人間が塩になってしまうという塩害。

原因が付きとめられないまま
明日は自分が塩になりはじめるかもしれないという恐怖と
隣り合わせの毎日。

いたるところに
塩があり
「塩の街」となった東京。

世界を救った秋庭の想い。

番外編に収録された
塩害解決のための作戦からあとの物語では
後にライターになった高橋ノブオが書いた本『僕の見た塩害』についても触れられています。
そこでは『世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた。その一つの恋が世界を救った。そのことを僕はこれから書こうと思う。』と書きだされています。

世界を救った本人は
世界を救うんだと息巻いていたわけじゃなかった、という
ベタベタなカッコいい系ストーリーからは外しているあたりが
有川さんの小説なんだなあという感じ。

これがアメリカのハリウッド映画だと
じゃんっとかっちょよく、世界を救ったぜ~ってなるんだろうなあ、
とか思ってみたりもしてね。
どちら系も好きです。

なんか休日に一気読みしたいぞー
という時は、有川小説も
よさそうですよ。

コメント


質問で~~~す。

まりさんは、基本「ケータイ」で

ブログUPですか?

実は、パソコンやスマホだと

amieブログは、「写真」を、

文書の途中に入れれないような・。、。・

文頭に「どか~~っ」と写真。

後は、ずっと文章。

このパターンしか、無理なのかな?
.

グラとし 2012年09月18日

塩の道、なら聞いたことがあります。。。決定

また、鯖街道とか。道の駅、とか。指でOK
→本題から、微妙に、ずれていってる。(笑)
  ハライチさんのネタみたい。うれしい顔

まるみる 2012年09月17日

本の紹介ですねウッシッシ


塩の内容は


ちょっとそそられますウッシッシ


また教えて下さいm(_ _)m

隼人 2012年09月17日

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