青池という池があります。
その名の通り、とても美しい青い色をした池です。
世界遺産である白神山地の近くにあり、今では観光名所にもなっているようですが、
私が小さかった頃は、池への行きかえりの道すがら、
すれ違う人もいない程、のんびりとした場所でした。
秋田県に住んでいた時、
父が運転する車にのって、母や祖父母と一緒に出かけました。
私は小学校低学年くらいだったと思います。
周りに素敵な自然があり過ぎたせいなのか、
とくに自然や緑にそれ程感動することもなかったのですが、
この青池だけはとても強く印象に残っています。
青い色のなんとも言えない美しさに
幼いながら魅了されて、
ずっと眺めていたいと思う程、大好きな色の池でした。
あの色と景色は独特で
青池とは全く縁遠そうな島にある飲食店に青池の写真が大きく貼られていたときには
まさかねと思い、青池に見間違える程よく似ている場所が、世界には他にもあるんだなと思ったくらいです。
それ程、青池は特徴的で、存在感のある場所です。
あの青い美しさに影響されたからなのか
私は透明感がありながらも深い暗さも称える青という色が大好きです。
この青はガラスや、サテン生地の青などで出会うことが出来ます。
光の加減によって黒に近い青になったり、透明感あふれる輝く青になったり。
好きな色はたくさんありますが、青には雰囲気に特にこだわりがあるのです。
先日出会った水を注いだグラス。
この青はとても綺麗でした。
光が反射する感じや、色の変化の具合も
私の好みの色です。
海でも川でも表現されることのない、不思議な青い色。
もしかしたら青池にしか存在しない色なのかもしれません。
最近、いろいろな色の画材が出ていますよね。
色鉛筆が種類が豊富だなと思います。
色の名前だけ見ていても、楽しくなるくらい、
様々な色が、ズバリ表現されているのです。
そのうち、青池色っていう色鉛筆も出てきたら
ずっと湖面を描くように
白い紙に広く塗っているかもしれません。
あの色は、そういう魅力がある色なんです。
それだけで私の心を幸せにしてくれるような青なんです。
そんな色とそんな場所に出会ったことがあるだけでもとても幸せなことで、
恵まれた自然環境で育ったことを感謝したいと思います。
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コメントのお返事です。
風来坊さんへ
たしかにNOっていうのも英語だし、
少なくともノーって答えられたってことは、
Can you speak English?
を聴きとって意味を理解できたってことですものね。
なるほどー。その時点までは英語ちゃんと通じてるんですものね。
私も同じくa littleをよく使います。ネイティブみたいに喋れる自信もないし、
相手が急にがーってネイティブな感じでまくしたててきても困っちゃうから。
外国人がよくいらっしゃる場所で働いているなんて、すごいです。
またブログに遊びに来てくださいね。
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