紅葉 MMM1000 Vol.1

先週、11月が終わることを慌てて感じたかのように、都内の紅葉スポットが綺麗に色付き、
並木道や公園では沢山の人が秋を堪能した様子がニュースでも伝えられていました。

紅葉と一言で言っても葉の形も様々で、
色も赤やオレンジ、黄色に茶色と暖色の中でのカラフルさがあり、
見ていて心ときめくものがあります。

落ち葉が絨毯のように敷き詰められる様子。踏みしめながら歩く時のパリパリ、カサカサという乾燥した心地よい音。巻き風に乗って走り去る落ち葉の運動会。

どこを切り取っても、秋の冷たい風とは対照的な心の温もりや優しさを感じます。

自然はあったかい。

コートやマフラーで風を凌いで、寒い寒いと身を縮めながらも、紅葉の美しさをのんびりと楽しみたいと思うのは、
この時期だけにある木々の暖かさが心にしみるからかもしれません。

デジカメ初心者の私は、紅葉撮影もトライ。

「トライ」とあえて書いたのは、思考錯誤の仕上がりであり、とりあえず撮ってみたという感じが拭えなかったからです。
へなちょこ写真の連続の中で気が付いたことは、自分が好きな場所。
写真を撮った場所というのは、「あ、いいな」とか「素敵」とか思った場所なのです。

(撮った写真はアルバムにまとめてあります。よかったらページを移動して見てみて下さいね。こちら↓)

http://beamie.jp/?m=pc&a=page_fh_album&target_c_album_id=444

紅葉スポットの私個人的ツボな場所を分析してみて、
思い出したのが映画『オータム・イン・ニューヨーク』に出てきた紅葉のシーン。
黄金色に輝く様子が印象的な公園で散歩をする場面が出てきます。
ドキドキする程に引き込まれて、美しさにため息が出るような景色。
「紅葉」や「黄葉」と書くと漢字で表現されているためか日本の伝統的な建物や山に広がるモミジやカエデなどを想像しますが、海外の紅葉もまた違った魅力を放っているのでしょう。いつか実際に見てみたい景色の1つです。

私が撮った写真を並べて見ると、紅葉の並木道や木が頭上を覆うような場所で、広がりがある空間が多いとわかりました。
色鮮やかな紅葉の木々に包まれるような所に自然の優しさから滲み出てくる、独特な空気感のようなものを感じる場所が好きなんですね、きっと。自己分析。

紅葉の優しさは、「お母さん」のよう。
母なる大地からの温かいメッセージが、はらはらとした落ち葉となって、目の前を舞っているのかもしれません。

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