解説を呼んでいると
何度か、
迫央構図
という説明が出てきました。
これは円山応挙が立体感を出すために作り出した構図を、後の研究者が名付けたもののようです。
図録をぱらぱらと立ち読みした時に名付けた学者さんの名前が書かれていて、多分この方とは思うのですが記憶に自信がないので、ここには書かないでおきます。今回図録は購入せず、別のを買っちゃいまして。
ともあれ
迫央構図では
屏風の右隻(二つで一組みたいになっている場合の右側の屏風)と、左隻の間が、意図的な余白になっていて、
例えば右隻は手前から奥に向かって斜めの立体感がでるように、そして左隻は逆、とすると
全体で立体的な空間が感じられる構図になるというもの。
余白が空間の広がりを一層際だたせている感じがしました。
美術の論文なんて全く読んだことがないのですが、
こういう構図の話とかを知ると、研究論文で面白そうなものを読んでみたくなります。
とはいえ
どうやって探すんだろ?
音楽論文の探し方と一緒でいいのかな。
コメント
いいね・コメント投稿・クリップはログインが必要です。
ログインする
不適切なコメントを通報する