日本の江戸時代中期の画家、円山応挙の特別展。
今月末くらいで終わってしまうので、早めに行かなくちゃ。
今日は円山応挙と、その画法の秘密について自習してみました。
丹波に生まれた円山応挙。
10才で京都に働きに出て、最初は人形の色塗りなどの仕事をしていたそうです。
後に狩野派の画家から絵を学び、
若い頃は眼鏡絵と言われる絵も描いていました。
眼鏡絵は
反射鏡と凸レンズで作られた「覗きからくり」や、「覗き眼鏡」という装置から見ると奥行きがある絵に見えるというもの。
あれ?
って思いません?
眼鏡を通して見たら立体的に…
今年一気に普及した3D映像みたい!
すでに江戸時代からあったなんて、びっくりです。
そして
この眼鏡絵での経験が、
写実画と言われるリアリティを追求した立体感がある絵へと繋がっていきます。
写実画を確立した円山応挙として有名なのは
『雪松図屏風』
国宝でございます。
展示を観に行く前に
しっかり狙って調べたりしたのは初めて。
調べてるだけで
かなり楽しくなっちゃいました。
特別展に行くのが
ますます楽しみになりましたよ。わくわく。
コメント
いいね・コメント投稿・クリップはログインが必要です。
ログインする
不適切なコメントを通報する