評判の作品で、
賞も受賞しており
単行本も重版を重ね
文庫本になっても新刊ではないにもかかわらずランキング上位に入っていることも多い
という人気の本。
読んでみたい
という衝動がありつつも
鉄板の人気作は面白いのは当然だから
まだ人気が絶頂ではないけれど面白そうなものを自分で掘り出してみたい
という何とも自己読書の力量を越えているのではないかという野望が過ることもあり、
人気作1冊に、
帯などでは絶賛されていないけれど面白そうなもの3冊
くらいの割合で本屋にて手に取ってしまう私。
ですが…
もっと早く読めば良かったよ~~~
と深く後悔したのが
今回読んだ『ゴールデンスランバー』(新潮社)
映画にもなりましたね。
かの有名な人気作家さん
伊坂幸太郎さんの小説です。
ほんと
帯や各所でのふれこみを、全く裏切らない
いや、むしろその大きな期待をもはるかに上回る程の面白さ。
すごい。やっぱりすごい。
伊坂さんの世界にぐいぐい引き込まれます。
複線が入り混じりながらも
それが絶妙なタイミングでやってくるので
読んでいて、はっと気付かされるんです。
その、はっ、というのが、いい時にやってきて読んでいて心地よく、
もっと先に先にと、どんどん読み進めたくなってしまいます。
絶妙の中の絶妙です。
『ゴールデンスランバー』は
仙台市が舞台。
首相凱旋パレードが行われる中、突如ラジコンヘリによって行われた
首相暗殺事件から始まります。
全く無関係だったはずの青柳が犯人に仕立て上げられ、
訳も分からないまま、青柳は逃げることになりますが、
無実の濡れ衣だと訴えたところで信じてもらえないだろうという絶望の中、
誰かが誰かを裏切り、売り渡し、密告し、通報し…。
そんな中
最後まで青柳を信じていたのは
大学時代の友人であり、元恋人であり、
彼の両親であり、
職場の先輩であり…。
誰を信じたらいいのか、
誰が危ないのか、
誰がセーフで、どこがアウトなのか。
セキュリティーポットと呼ばれる市内監視録画システムが
街中のあちこちに設置され、
通話やメールも監視されている中で、
青柳はどうやって逃げたのか。
青柳を信じて協力しようとした人たちは
どんな行動で切り抜けたのか。
とにかく読み始めたら
最後のページを閉じるまで
眠れなくなるほどの面白さです。
ラストに
みんなが、それぞれにだけ、確実に分かる方法で
メッセージを伝えて行くシーンは
鮮やかであり、じーんとくる場面です。
たいへんよくできましたのハンコ、
書き初めのメッセージ、
他の人が聞いたら一般的な別の意味に捉えることが出来るのに
その当人たちにだけは、特別な、しかも重大な意味を持たせて伝えることができる
なんてことはない言葉たち。
心の中に大切にしまってあった思い出が
最後に人を繋いで行く。
は~
一気に読み終えた後に、良いため息が出る作品でした。
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この本の映画、すごくよかったです。
また、機会があれば、ぜひ原作にも触れたいと
思っています。
そして、我らがまりさんも、将来、伊坂先生の
作品に出ることになったら、私は、一人ででも
映画館に足を運ぶつもりです。(笑)
近い将来、いい作品に出ることが出来るよう、
演技のお仕事も、頑張ってね。