『アイスクリン強し』

ビーアミーのスイーツプロジェクトに参加させていただいてから
小説にスイーツが登場するものにも
注目してしまいますね。

美味しそうなスイーツが次から次へと登場する物語って
以外といろいろとあるんですよ。

今回は
畠中恵さんの『アイスクリン強し』(講談社)

図書館では予約待ちの人数がとても多い
人気作品の1つですが
最近文庫で発売されたんです。
さっそく読んでみました。

小説の舞台となる時代は
江戸時代から明治に変わってまだ間もない頃、明治23年です。

世の中に色々な文化が入り乱れていた時。
甘いものも、西洋からたくさん日本に入ってきていました。

この物語は
築地の居留地近くにある、風琴屋という
皆川真次郎が営む西洋菓子屋を中心に
様々な事件が巻き起こるというもの。

章のタイトルもそれぞれ

チヨコレイト甘し
シユウクリーム危し
アイスクリン強し
ゼリケーキ儚し
ワッフルス熱し

と、
どれも見ているだけで
スイーツが食べたくなるようなものばかり。

この物語では
西洋のお菓子が日本に入ってきた背景も少し触れられていて

明治18年にお菓子に税金がかかるようになったとか、

「外つ国から来た菓子は、南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わり、新たな品々が数多姿を現してきていた。スポンジケーキ、ビスキット、ワッフルス、チヨコレイトや、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテトなどだ。」

ともあります。

今ではケーキ屋さんもお菓子屋さんも
和菓子も西洋菓子もたくさんお店があり、
手軽なスナック類から高級ケーキまで
様々、身近になりましたが、
こうやって明治に入ってきた頃の話も、
改めてもっと詳しく知って行くと面白そうですよね。

風琴屋にあるストーブで
店主の皆川が
次々とお菓子を焼き上げて行く様子は
読んでいて、こちらまで香ばしい、いい香りが漂ってきそうで、
おもわず、くんくんと鼻が動いてしまいそうです。

今のような家庭でも手軽に使えるような高度なオーブンもない頃、
ストーブ1つで工夫しながら
手間暇かけてケーキを作り上げて行く様子は、
スイーツ好きにはたまらないシーンではないでしょうか。

ホットケーキのような生地を
ミルクレープのように重ねて、間にクリームを挟み込み
タワーのように積み上げた「桃のクリームケーキ」や、
ヒロインの沙羅が大好きな「シードケーキ」も
とっても美味しそう~~~

しばらくお菓子作りを自宅でしていないので、
ちょっとクッキー作りも懐かしくなりました。
明治の頃は、「ビスキット」として入ってきていたんですね。

いろんなお仕事を通して
読む本も以前と変わってきたり、
また本を通してお仕事の内容にもいいことがあったり、
相互作用って思わぬところでやってくるよなあ
なんて最近思っていたところでした。

『アイスクリン強し』
さすが図書館でも予約待ちが多いだけのことはあり、
面白くて一気に読み切ってしまいましたよ。
今日も楽しかったなあ~






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コメント

まりさん、今日もいい本に出会うことが出来て、
よかったですね。

西洋からのお菓子と言えば、私は、実は「カステラ」
が好きです。
特に、カステラの下に、ざらめが敷いてあるのが
好きです。
また、カステラと言えば、九州なので、今後、長崎
などへ行くことがあれば、カステラ屋さんを見て
歩きたいと思っています。

また、本と言えば、今日の新聞に、私がよく読む
葉室麟さんが、直木賞を受賞したと書いてあり
ました。
ちょうど、葉室麟さんの「星火瞬く」を読んでいる
最中だったので、何故か不思議な縁を感じました。

まるみる 2012年01月21日

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