一度読み始めると
一気にラストまで読みたくて仕方がなくなってしまいます。
今回の本は
ミステリーなんだけれどホラーでもあり、
怖いのが苦手な私でも
うー、怖いかもーとか思いながらも
そのミステリーの魔力にぐいぐい引き寄せられて読み切ってしまった作品。
『六番目の小夜子』(新潮社)
恩田陸さんのデビュー小説です。
とある高校に伝わる
サヨコ伝説。
みんなが何かを探り合い、
それによって、少しずつ何かが狂いはじめ、
じわりじわりと恐怖が広がって行きます。
急にあらわれた転校生、津村沙世子は、
あの伝説のサヨコなのか。
今年のサヨコ役は誰なのか。
タブーがささやかれる中で
みんながみんな、
ひそひそと、ざわめきの中に隠れるようにして
噂をまきちらし、
真実が見えづらくなっていく。
学園祭での
集団心理によって恐怖が煽られていく様子はすごい。
自分もこの学校の生徒の一人になったかのように
ぞくっとするものが、ずんずんと迫ってきます。
ラストまで読み終えた時に、
真実が全て明るみにでてしまえば
急に色褪せてしまうこともあるのかもしれないな
とも思いました。
ノンストップのミステリー、学園ホラー。
小説の世界に夢中になれる本が読みたいという時にぴったりです。
実は本の内容とは全く関係がないのですが、
あとがきで知ったことに驚きました。
なんと、恩田陸さんのこのデビュー小説『六番目の小夜子』は
一度出版され、その後、すぐに絶版になってしまったのだとか。
時を経て、加筆され、単行本になり、
今回こうして再び文庫化されたものを私は読んだわけですが、
恩田陸さんといえば、
今や大人気作家さんの一人。
そんな恩田さんにも
一番最初の小説で出版されてすぐ絶版になるなんて
そんな心が折れそうな事があっただなんて…
先日読んだ『どんな状況からでも成功する法』の
諦めなければ夢は叶うという話ではないですが、
ちょっとタイムリーにこんな恩田さんのエピソードを知ることになり、
うん、私も
頑張ろう
って改めて思いました。
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以前、鈴木杏さんと栗山千明さんで連続ドラマでやってたのは見たことあるんですが、原作は読んでないんで、読みたくなりました。