浴衣で夕涼み

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8月に入って
街を歩いていると
花火大会やお祭りに向かう浴衣の人を多く見かけるようになりました。

イベントごとの時に浴衣を着るっていうもの
雰囲気が出るものかと思いますが
私は何にもない日に、
ただ夏だからという理由で浴衣を着てみる
っていうのも好きです。

別にどこか特別な場所へ行くわけでもなく、
普通に洋服を着て出かけるように
浴衣、どれにしようかなって選んで、着て、出かける。

夏にしか着られないものだもの、
なんだかちょっとしか着ないのはもったいなくて。

ここ数日、また真夏が戻ってきたような
キラキラした空が広がっていますね。
今日も暑い。
ちょっと雲ゆきが怪しい時間もありますが、
それでもやっぱり夏らしい暑さです。

夕方になれば、いい風が吹いてきたりもして
どこかから風鈴の音もするようになり、
ちょっと一息つける感じ。
その夕涼みのほっとする瞬間もまた
夏らしさの一部であるなとも思います。

夕日を見ながら
浴衣にお着替えして
買い物がてらお出かけしてみました。

この浴衣、実は私が中学生の時に祖母が作ってくれたものなんです。
帯は数年前に浅草で発見した真っ赤な帯。
細かい刺繍も同じ赤で入っています。
掘り出し物なのにしっかりしていて、しめやすく
長らく愛用しています。

昔はこの浴衣に黄色い帯を合わせていたことが多かったのですが、
今日はなんとなく、赤にしてみました。
今は持っていないけれど、シルバーっぽいような白とか、薄い色の帯もしめてみたいなあ。

浴衣の日はいつもよりも歩幅が自然とせまくなるので
歩くスピードもちょっとゆっくり。

よく見る場所もゆっくり歩くと
また違った景色が見えたりするので不思議です。

秋田の竿灯まつりが懐かしくなるような
ちょうちん飾りがありました。
ほんわかした温もりのある灯りが夏の夜にぴったりです。

今年は何回浴衣でお出かけできるかしら。

自分で浴衣を着られると
手軽に楽しめるし、
朝から晩まで長く着ていても苦痛にならないので
楽しみの幅も広がります。

新しい浴衣や帯を選ぶ時もなんだか楽しいものです。
そのうちぷらぷらと浅草にも行こうかな。

実は浴衣って結構簡単に自分で着られるんですよ。
私も着られるようになるまでは難しそうって思っていたんですけれど。
自分で着られると、万が一途中で着崩れてもすぐ直せますし、
お気に入りの浴衣がより身近なものになること間違いないしです。

この夏おススメファッションコーナー。
8月最初は浴衣の巻でした。