盆地などでよく見られる「霧」
秋の季語にもなっています
「霧」とは、
微小な水滴が
地表に浮かんでいることによって、
視程(水平方向での見通せる距離)が
1km未満となる状態
ちなみに、
1km以上の場合は「もや」です
「霧」は、
発生の原因によって、
いくつかに分類されますが…
今日は、「放射霧」についてです
風の弱い晴れた夜は、
地面の熱が大気中に逃げていき、
地表面付近の温度が下がります
これが「放射冷却」
これにより、
気温が露点温度まで下がると…
大気中の水蒸気が凝結し、
小さな水滴となり、
空気中に浮かんで、
「霧」となります
これが「放射霧」です
盆地で発生する「盆地霧」は、
この「放射霧」のひとつです
また、「放射霧」は、
日の出の後、気温が上がると、
消滅します
「霧」と言えば思い出されるのが、
「川中島の戦い」の一シーン
自然は、歴史の上でも、
大きな役割を担っている事が
多いんですね~
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