ドップラー

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昨日ご紹介したのは、
「一般気象レーダー」でしたが、


「気象レーダー」には、

「気象ドップラーレーダー」
というものもあります



「一般気象レーダー」は、

雨や雪までの距離や
降水の強さを観測するものでしたが、


「気象ドップラーレーダー」は、

ドップラー効果を利用して、
雨や雪の動きを観測するもの



ところで、
「ドップラー効果」とは



たとえば、
電車に乗っている時に聞こえる踏切の音



電車が踏切に近づいていくときは、
高く聞こえ、

電車が踏切から遠ざかっていくときは、
低く聞こえますよね



このように、
音波や電磁波などの発生源と
観測者の距離が、

縮まる場合は、
周波数が高くなり、

離れる場合は、
周波数が低くなる現象



それが、「ドップラー効果」です



「気象ドップラーレーダー」は、

この効果を利用して、

発射された電波と
雨や雪に反射されて戻ってくる電波の
周波数のズレから、

雨や雪が遠ざかっているのか、
近づいているのか、

また、その移動速度を、

測定できる、というわけです



日常生活の中でも
身近に感じる効果を利用した、

「気象ドップラーレーダー」



ちょっと親近感