ハッピーな出会い

地下鉄のホームにて。

「すみません」

と後ろから可愛い声。

ほい？と振り返ると
若い女の子。
発音から
母国語が日本語ではない人かなと思いました。

彼女は
目的の駅は路線図から見つけたものの、
そこまでどうやって行けばいいのか
わからなくなってしまった様子。

東京の地下鉄は
入り組んでいて、
相互乗り入れなどもあったりして
Ａというラインの地下鉄に乗っていたはずなのに
いつの間にやらＢというラインになっていた
なんてことが、あちこちで起こります。

私に話しかけた女の子は
韓国からワーキングホリデーで日本に来たＪちゃん。

しかもなんと
まだ日本に到着して10日しか経っておらず、
韓国から国外に出てきたのも今回が初めてだとか。

日本語は韓国にいた時に勉強していたとのことですが
とても上手に喋っていました。

私もＪちゃんと同じ方向の電車に乗る予定だったので
一緒に乗車。

Ｊちゃんの目的地までは乗換えが複雑で
間違えると全然違う方向へ行ってしまうので、
私はメモにして書きながら乗換方法を説明していました。

私が韓国語がわからないので
Ｊちゃんと私の会話とメモは
日本語と英語とローマ字のちゃんぽん。

私の図説は役にたったのだろうか。
私が電車を降りたあとも、先まで乗って行ったＪちゃん。
ちゃんと乗換に成功して
無事にたどり着いたのだろうか。

電車の中では乗換説明以外に
Ｊちゃんのこれから日本でやってみたいこととか、
日本に来ることになった時の話とか、
いろんなお喋りを楽しくしていました。

私、こう見えて
プライベートな時間はかなり人見知りでして、
(あ、そこの人、今、「えー？！」って言いましたでしょう？ほんとなんですってば。)
しずか～にしているタイプなんですが、
私自身も海外の街中で地図を片手に道に迷った時に
現地の人に親切にしてもらった経験が何度かあり、
結果、今回のＪちゃんと楽しくお喋りしたり、
乗換を図説したりすることに至ったわけです。

ちなみに
お仕事の時は謎のスイッチが入っているので
お喋りいっぱいしますね。

Ｊちゃんが
これから始まる日本での日々を
楽しくスタートできたらいいな。

海外での1年間の経験って
きっとすごい価値ある経験だろうな。

初対面のＪちゃんと
お話して
なんか私は帰り道、心がほっこりしてました。


さて
今日の写真は



手作りデザインハガキ。

茶色の女の子はスタンプ。



そこに赤い色鉛筆でリボンとハートを描きました。




こっちの面も






いかがかしら？