いろいろな製品には
丈夫さをうたったものだと
「こんな風な耐久試験をして大丈夫でした」
とアピールしているものがありますよね。
何キロの物が上に乗っても壊れませんとか、
何メートル上から落下させても大丈夫とか。
実際にそのくらいの過酷な状況に
その製品を置いて見るお客様がいるかどうかは別として、
また、耐久にはマージンもとってあることも考えたとしても、
耐久試験の結果というのは
安心安全の信頼性に繋がる物の1つな気がします。
私たちの仕事は
肉体が製品であり商品です。
ということは
耐久試験とその結果は
自分の中に積み重ねられていくわけです。
ある部分ではそれが
経験
というものになるわけですが。
経験は現場だったり
日頃の練習・レッスンなどだったりで
積み上げられていきます。
なかなかその成果・効果を
強く実感できる機会というのはないかもしれませんが、
ある時に
「やっててよかった…」
と思う瞬間が必ず来ると思って
日々過ごすようにしています。
逆に
「やっときゃよかった…」
と思う時は来ませんようにと
日々過ごしている部分もあるわけです。
私は
決して天才的なタイプではないと思うので、
出来ないことは出来るようになるまで
工夫したり回数を重ねたりして練習していくタイプです。
出来ないなら、
なぜ出来ないのか
よく考えて、対応していく。
これってピアノなど音楽をやっていた時に
培ってきた方法なのかもなと思います。
今回、やっててよかった
と思った瞬間。
製品風に言うならば
連続発声時間の耐久試験、
とでも言いましょうか。
ナレーションなどの原稿を暗記したり練習したりする時は
とにかくよく読むんです。
もちろん声に出さない方法で練習したり覚えたりする時間もあるのですが、
声を出せる場所では声を出しています。
本番風な声でなくても
ぶつぶつと、だとしても、
まあまあ出している声だとしても
とにかく「発音」し続けているわけです。
午前から始まり、夜の19時くらいまで
お昼や途中休憩をトータルで1時間くらいとっただけで
ずーっと喋り続けていた時でも、
「いつもは練習時間だともっと読み続けているときもあるんだから、
まだまだ声とか喉とかへっちゃらさっ」
って自分の中で思えたこともありました。
要は
「自分」を「信頼」するための「自信」なんですよね。
もはや「暗示」みたいなところもあるんですが。
日々の積み重ねって
いざという時に
自分を励ましてもくれるんだなと
思うのでした。
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コメントのお返事が間があいてしまっていますが
みなさんのコメント、いつも楽しく読んでいて、
とても励みになっています。
ありがとうございます。とっても元気がでるよ!
マイアミ―登録をしてくださっている皆さんもありがとうございます。
やる気倍増しちゃってますよ!うれしいなあ。
またいつものように唐突にお返事コーナーが出てくる予定ですのでしばしお待ちくださいませ。
コメント
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まりさん、一つ一つの積み重ねで、きっと花が
咲くと思いますよ。
そして、実らぬ努力はない、と思っています。
また、自分を信じて、これからも頑張ってね。
ウィル君もいることですから。笑。
今後とも、変わらず応援しています。
まるみる
2011年04月20日
ウ~ン、すごく考えさせられるブログです。
プロとして必要なことですよね
なっちゃん
2011年04月20日
くりちゃんは仕事で、自動車とかカメラの耐久試験をしたことがあるよ
今はもうしていないけど…
というか、なかなか仕事見つからないね
南栗橋博士
2011年04月20日
いつもありがとうございます。
凄いですね。
読んでてビックリしました。
学ぶ事が多かったですよ。
スーパースプラッシュ
2011年04月20日
初めまして。まいちょと申します。
訪問してくださってありがとうございます!
日常のことしか書かないつもりですが、よければ時々私の日記を見に来てやって下さい。