『蜜蜂のデザート』

以前に読んだ本の続編を読み終えました。

『蜜蜂のデザート』(宝島社)

拓未司さんの小説で、

『禁断のパンダ』(宝島社)
のその後の物語。

私は偶然、ちょっと前に『禁断のパンダ』を古本屋さんで見つけて読んでいたので、
今回、『蜜蜂のデザート』を図書館で発見した時には
迷わず借りるリストに入れました。

前作の『禁断のパンダ』を読んでいない人でも十分に楽しめる内容ですが、
細かい人物設定など、『禁断のパンダ』を読んでから『蜜蜂のデザート』を読むと、
ああ、あの時の人はこうなったのかあ
っていう別の面白さも出てきます。

『禁断のパンダ』で活躍した人が
『蜜蜂のデザート』でちょこっと顔を出していたりして。

前作を知らなければ素通りしてしまうような場所に
前作を知っている人だけがこっそり楽しめる部分があるっていう感じです。

もしかしたら作家さん自身も
楽しんで登場させていたのかもしれません。

『禁断のパンダ』はフレンチのフルコース料理が主役でしたが

『蜜蜂のデザート』は、タイトルにもある通り
甘くておいしいデザートが主役。

どちらの物語にも登場する
主人公の柴山が営む「ビストロ・コウタ」でのデザート作りの様子や

人気パティシエのお店の話。

カラフルなケーキ、こんがりしたシュー生地
とろけそうなクリーム

そんなケーキがたくさん目に浮かぶようです。

物語の中心軸は、そんな甘いケーキたちとは裏腹に
こわーいミステリー。

『禁断のパンダ』も『蜜蜂のデザート』も
食の安全が大きなテーマとなっています。

今回も最後の最後まで
目が離せない展開でした。
シェフの柴山さんが名探偵っぷりを発揮していますよ。



コメント

はじめまして

昨日のミステリー見てました

子供たちに「犯人教えてよ~」と言いお風呂に入り…

「犯人は?」  と聞くと

「知らんおじさん~」        「誰のこと…・・・・・・????」

それを探していたら、こちらにおじゃましてしまいました(笑)

『禁断のパンダ』

『蜜蜂のデザート』

おもしろそうですね

読んでみます

まりさんのことも これから 探してみますね

フミール 2012年04月25日

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