フランス人の温かさ

昨日、パリ6区で行われた

震災チャリティーコンサートに行ってきました。


松尾芭蕉が東北地方への思いを詠んだ「奥の細道」を

フランス人の役者さんがフランス語で朗読。

ところどころにアコーディオンの幻想的なメロディーが入ります。


集まってくださったパリの方々。

定員100名のところを大きく上回った方々がいらしてくださいました。

座れない方々は立ったまま、また、床に座って、

東北への思い、風景の描写に聞き入っています。

可愛らしいソワレのワンピース姿でペタンと床に座り、

アーティストを食い入るように見つめる少女。

プログラムは多くの人が知っている素敵な曲ばかりでした。


すべての演奏が終わり、

自分たちにできることで協力したいと集まった

パリで働く若い日本人料理人の方々が、

素晴らしい料理をふるまってくださいました。

この日集まった義援金の額は予想を大きく超えた額でした。

コンサートの入場料だけでなく、多くの募金をしていただいたのです。

フランス人の温かい気持ちが本当に深く心の奥までしみ込んできました。


今ここで私は何ができるか・・・と思いました。

しかし大したことはできず、

ただただ、受付にいる親しくさせていただいている知人の横で、

「本当にありがとうございます。」と、

来て頂いた皆さんにお礼を言いまくることしかできませんでした。


無力感を感じましたが、

できることをやるしかないのですよね。


次回は主催者の方にお願いして、協力させていただける仕事をいただき、

お手伝いしていきたいと思います。


フランス人の皆さま、本当に温かいお気持ちを

ありがとうございました。

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