発信の力

昨日のサッカーチャリティーマッチ
スピード感ある、エネルギーに溢れた試合から
頑張る気力をもらえました。

今必要とされているのは
「よし！頑張ろう！」
って思う気持ちになれる何かじゃないかと思います。

人それぞれ、きっかけになることは違うと思いますが、
何か1つでも、その人の頑張る気力を呼び覚ませる何かが、
今日も届きますように。

発信

といえば

官邸から発信されるラジオ番組が始まっていますね。

「震災情報　官邸発」

3月28日から開始されたこの番組は
官邸から直接最新情報が伝えられるというもの。

全国のJFN加盟FMラジオ38局での放送と
Podcast配信もあるようです。
ウェブサイトには音声ファイルになっているものもあります。

暮らしに役立つ政府広報ポータルサイト・政府広報オンライン・ラジオ番組
http://www.gov-online.go.jp/pr/media/radio/sjoho/index.html

こちらのウェブサイトに
放送局と放送時間の一覧表も掲載されていまいた。


今回の地震では、私の知り合いも、
ラジオが唯一の情報源だったと言っていたんです。

先日、大学受験までお世話になった
ピアノの先生と声楽の先生2人に連絡が付きました。
お二人は青森県八戸市に住んでいらっしゃるのですが、
もともとご自宅が高台にありましたので
飛び出してどこかに避難するのではなく、
落ち着いて、自宅で待機していたそうです。

先生方がおっしゃっていた中で
一番大変だったのは、
やっぱり情報が入ってこなかったこと。
電気も止まってしまうし、
電話もつながらないので、
今、日本がどういう状況なのかを知るために
慌てて電池式のラジオをつけたそうです。

私も過去に、大地震や巨大台風の直撃などで
停電を経験したことが何度かありましたが、
やっぱりその時も電池式のラジオが大活躍しました。
そういう時って情報が入ってくるものが、ラジオしかないんです。

今回は先生たちもラジオから聞こえてくる情報で
なんとか状況を把握しようとしたけれど、
自分のいる場所がどうなっているのか
分かるまで時間がかかったとか。

外の防災放送では、海から離れて高い所に避難してください
と言っているのが、わんわんとエコーになりながらも、
辛うじて聞き取ることが出来る状態。
とても不安だったそうです。

現在の被災地でも
テレビも電気もないけれど、ラジオなら！
という人たちもいらっしゃるかもしれませんね。
確実な情報を得られることで、少しでも不安が解消されますようにと願っています。