スポーツからの力

ニュース映像で
第83回選抜高校野球大会の開会式の様子を見ました。

東北高校が入場した時の
会場全体から湧きあがった拍手。

会場にいたお客さんたち、そして選手たちの熱い心が
テレビ画面の中からでもぐわんと強く伝わってきて、
鳥肌が立ちました。
そして胸がぎゅっとなって、テレビの前で涙が出そうになりました。

選手宣誓の言葉にも
胸がつまりました。
心の言葉を、ぐっと感じました。

がんばろう、日本。

しっかりと前を見て
ひとつひとつの言葉を
丁寧に発していた創志学園の野山主将の声は
1音1音に、力強い心を感じました。

声の力。
心をのせて飛ばす音。

今回の開会式の様子は
いまこうして思い出しながら書いていても
いろんな想いで胸の中がいっぱいになります。

毎回、最後の最後の試合展開まで目が離せないと言われている高校野球。
若さあふれるエネルギーが満ちたの試合の中からは
対戦するどちらの学校の選手からも、
そしてスタンドから応援するどちらの学校側のお客さんたちからも、

決して最後の最後まで
絶対に諦めない

そういう力強さを感じて、
いつも「私もがんばろう」っていう気持ちにさせられていました。

今回の高校野球では
例年以上に、いろいろな想いを胸に
選手たちも試合に臨んでいることと思います。

熱い心
エネルギー
力を合わせて立ち上がるパワー

そういう、良いエネルギーが
甲子園から、どんどん、画面も通して
伝播していっている気がしました。

余談ですが
父も高校時代は野球部だったそうです。
惜しくも負けてしまいましたが、その父の母校も出場していました。

母は、そんな父の母校の試合をちらりと見ながら
「お父さんはお彼岸の最後だけど
きっともう野球を見に行っちゃって、
ここ（我が家の仏壇）にはいないわねぇ」
なんてつぶやいて、手を合わせていました。

生の試合や中継映像が観られなくても
がんばろう！日本
と思いながらプレーしている高校生たちの気持ちは
きっと全国に伝わって、
日本を励ましてくれることと思います。


また、来週にはサッカー界でも
チャリティーマッチが予定されていますね。

ゴールキーパーとして活躍している川島選手も
ベルギーの試合会場では、お客さんが日の丸の旗を沢山掲げてくれたと
インタビューに答えていました。

海外で活躍する選手たちも帰国してのチャリティーマッチ。
世界からの想いものせての素晴らしい試合に期待したいですね。