震災から日が少しずつ経ち、日本各地でやることの出来る幅が広がってきましたね。
それでも依然として深刻な状況です。
食料、避難所の置かれている状況、寒さ対策、ガソリンそして放射性物質など…。
そんな中、私事でありますが大学を卒業致しました。
そして無事歯科医師国家試験に合格致しました。
私たちはこの事態の中、医療を学ぶものとして新たな一歩を踏み出しました。
私たち1人1人が、そして医療に携わる人間として今何が出来るのか。
歯科医師としての役割は何か。
この状況下で歯科医師が被災地に応援に行く時に行うものの一つに検死があります。
私の知り合いの方も何名か今必死に現地で奮闘しています。
一人でも多くの方の身元を確認し、家族のもとへと帰れるように。
そう願いながら、私にはきっとはかり知れない過酷な状況の中、行動している人がいる。
同じ学問を学ぶ人間として、その心意気にただただ頭が下がる思いです。
そして振り返れば自分は資格を得た今現在専門的なことを何もできない学生上がり。
とても、歯がゆい。
歯がゆい気持ちは、多くの方の中にきっとあると思います。
色々な職種の方が、被災地の方が、今必死に戦っています。
現場と、折れそうな心と、必死に、戦っています。
六年間共に学んだ同期の数名と卒業式を共に出ることが出来なかった現実。
日本にいる全ての人が直面している現実。
重く受け止め
この歯がゆさを受け止め
自分にもできる基本的なことを今だけじゃなく、数年にかけて、やり続ける。
そして自分にしかできない何か、それを探しながらとにかく邁進します。
1人の人として、歯科医師の新米として、模索しながら春を迎え頑張りたいと思います。
そしてお久しぶりな間にマイアミーになってくださった方々へ
ありがとうございます。
そしてよろしくお願いします。
K様へ
本当にそうですね。
己に出来ることをただただ全うするしかない状況ですが
本当にこれ以上の悲しみがないことを祈ります。
合格おめでとうございます
歯科医師って歯医者さん???
現実を受け入れるしかないです
どんなにつらくとも
悔いの無い人生を