抗議活動中

台本を暗記している時は
家にいても
ウィルたちの相手をしていられる時間が少なくなります。

どうしても、という時には
左手で台本を持って読みながら
右手でウィルを抱っこして
子育て中のお母さん？ってスタイルで
練習していたりします。

ちなみにこの「どうしても」というのは
ウィルが近くまで寄ってきて
とってもおりこうさんにオスワリやフセをした状態で
じーっと下から私を見上げながら
「キューン…」
と遠慮がちに鳴く時などです。

「確かに今日は朝早かったし、帰りも遅かったのに、
帰ってきても遊んでもらえない状態だな…」
と思うと、
申し訳なさで、たまらなくなって、
どれどれと
片手抱っこをしながら、作業を進めるわけです。

ちなみにウィルの体重は8.5キロ。
一応、ミニチュアダックスフントです。
獣医さんにいくと、太っているわけじゃなくて
骨格がしっかりして、大きめのタイプなんですね
と言われるし、あばら骨も触るとこりこりしているので
体調的には減量させる必要なはないのですが、
私的には…
なにしろ重い…。とにかく重い…。
でも片手抱っこで、
歩きながら面倒をみつつ、他のことをしていることもあります。
あー、鍛えられるわぁ。
左手の片手抱っこも時々やらないと
バランス悪くなりそう。

さて、
今日はまあまあ大人しくしてくれている感じだったので
ちょっとウィルのことは放置していました。

でも
やけに静かだなあと思って
台本から目を離し
ふと振り返ると

ん？




なんか目の前に置いて
ふて寝している。

ありゃ、靴下じゃないの。
母の靴下をどこからか引っ張り出してきて
片方だけ、なぜか目の前に置いて寝ています。

靴下をここに置くことによって
何らかの意思表示をしたかったんでしょうか。

それとも
「いたずらしてやるー」
と、持ってきたはいいけれど
もともと、それ程、靴下に興味がないので
どうしたらいいのか分からなくなり
ぽいっと放置したということなのでしょうか。

ちなみにウィルが興味がある履物類は
私のパンプスのヒール部分や
外側についた細かい飾りなどです。
朝、気が付くと、
寝ている間に
パンプスの飾りが取れていたり、
ヒールに大きな歯型が食い込んでいたりしたことがありました。

今日はパンプスは棚に隠したので大丈夫。

ですが…

うーん
ウィルは抗議活動中のようですね。

呼んだら




一応、振り返ってくれました。
でもなんか怒ってる…。

これを書き終えたら
抱っこしてみよう。
機嫌なおるかな。