そう来たか！『ないもの、あります』

• 

楽しい本が読みたくて
選んでみました。

『ないもの、あります』（筑摩書房）
クラフト・エヴィング商会（←「会」は本当は難しい方の漢字）

「よく耳にはするけれど、一度としてその現物を見たことがない。」
という商品を扱うお店。

ずっと遊んで暮らせるけれど、
常に仰ぎ続けなければならない「左うちわ」

舌先三寸で転がす「口車」

思っている以上に実はあまり大きくない「自分を上げる棚」

指きりげんまんの効果倍増すること請け合いの「針千本」

成長させ過ぎて大きくし過ぎると「お笑い草」に化ける「語り草」の種。

他にも面白いものが盛りだくさんです。

そういえば、「ゆびきりげんまん、うそついたら…」の歌に出てくる
「はりせんぼん」って
フグみたいなぷーっと膨らむ「ハリセンボン」のことかと思ってたんです。
「針千本」は無理だろうって子供ながらに思って。怖すぎるし。
でもよく考えたら「ハリセンボン」でも無理なんだけど。
生れたてホヤホヤの子供なら誤飲することも…
いやいや、そしたら「うそついたら」の代償には
ならないもんね…。
誤飲じゃ事故だし。

今日は危ないかも？と思ったら予約をして
電話一本で駆けつけてくれる「助け舟」なんてのもあったけれど、
予約のタイミングも難しいよなあなんて
勝手に妄想してみたりしてます。
だって、舟でしょう？
陸上だったら何か乗り物に乗せ換えて、とか考えると
結構時間かかるしなあ。
くだらないことを、まじめに考えてみるのって、結構好きです。

「転ばぬ先の杖」の説明は
ちょっと身に覚えあり。
どんなことがあっても常に杖をついていなければならないのですが、
「常にいつでも傘をさしていれば、人は決して雨になど濡れない。」
という説明書き。
そうなんですよ。
これから紫外線シーズンになると、日傘を絶対に持ち歩くので、
結局雨と晴れの兼用の傘を持ち歩くようになり、
よって、急な雨でも困りませんっていう時期が
私には半年以上あるのです。
つまり、冬から今くらいまでは急に降られると、
だめです、濡れます。
そろそろ日傘を出しましょうか。

「目から落ちたうろこ」は生まれながらに持ち合わせた数に限りがあるそうで…
だめじゃん、私結構すぐ驚いちゃうから
もううろこが無いかもしれないよ…。
あ、そういう人のための補充用アイテムなのね「目から落ちたうろこ」は。

そんな
「ないもの、あります」のお店。
楽しいですよ。
息抜きに。クスッと笑えます。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメントのお返事です。

mamorukunさんへ
コメントありがとうございます。
ハワイ、実は行ったことがないんですよー。
今度行ってみたいなあ。
しかもオプションのツアーのダイビングで
カメに会えたなんて、すごい！
写真は、手のひらに乗っているのは
ワレカラモドキ。ガイドさんが見つけてくれました。
自分では探せなさそう…。
カマキリみたいにも見えます。
2枚目はヤマドリっていう名前のお魚。
お魚なのに、ヤマドリって不思議だけれど
きれいな子でした。
どちらも伊豆半島にある安良里というところで撮ったものです。
ぜひまたブログ見に来てくださいね。


Bikellyさんへ
コメントありがとうございます。
本当、海って不思議な場所です。
地球の大半は海に占められているし、
深海にはまだまだ知らないものがたくさんあるんだろうな
って夢が膨らみます。
日本海の荒波を見ながら育った私は、
小さい頃は海の力強さを感じていたんですが、
今は雄大さみたいな青く広い感じも好きです。
ダイビングはお魚たちの、すぐ隣に会いに行けるのが
魅力の１つだなと私は思います。
お魚と目が合ったりすると、かわいいなあって思うんです。
大好きな生き物のいる場所にリアルに遊びに行けるっていうのが
楽しいかなと思います。
水族館も潜れない時には行きますよ。
じーっと見ていると、むむむ？ってガラス越しに見返してくれる子とかもいて
なかなか水槽の前から離れられません。
ぜひまたブログ見に来てくださいね！


まさきさんへ
コメントありがとうございます。
海を陸上から眺めているのもいいですよね。
去年は沖縄で、船の上から夕陽をながめて、
とても素敵でした。
海っていろんは表情を持っていますね。
波の音も大好きです。
夜、海と一体化した星空を眺めるのと
気持ちが穏やかになります。
ぜひまたブログに遊びに来てくださいね！