『吉田自転車』

図書館で本棚にならぶ背表紙を見たときに

タイトルが

『吉田自転車』
で、

著者名が
吉田戦車さん

だよなと思ったんですが、

じっと表紙を絵とともに見ていたら

あれ、どっちがどっちだ
と思ってしまったのでした。

ということで
読み終えたのが
『吉田自転車』(講談社)

自転車をテーマにしたエッセイ本で
書かれたのは
吉田戦車さん。

もともと漫画家さんだったようですが
『吉田自転車』は普通のエッセイです。

普通の、というのは
形式が普通の
という意味で
内容のことではありません。

内容が普通なエッセイの表紙が
ポップでカラフルなマウンテンバイクに乗った巨大シイタケ(マフラー付き)
だなんて、なかなか無い話だと思います。

このエッセイ
吉田戦車さんが
自転車を乗り回し、あちこちに行く日記風な作品で
全20作が詰め込まれています。

普段自転車に乗らない私は

(この一文ですかさずツッコミを入れられる人は、かなりの鈴木麻里通ですね)

この爽快感とか膝が痛いとかは想像するしかなかったのですが、
遠出をするという部分においては
かなり共感できます。

遠出って楽しいんですよ。

思いもよらぬ出会いとか発見があったりして。

私はもっぱら徒歩で地図を見ながら遠出するのが好きです。

知らない土地に出張したら
空き時間にテクテクあるいて散策します。
時間と体力があれば
早朝に見知らぬ土地をジョギングするのも好きです。

東京と山梨を舞台にした『吉田自転車』

のんびりライフの中に
ぴりりとした辛さがあって
楽しいぶらりエッセイです。

こういうこと、あるあるっていうシーンも
遠出好きな私にはいろいろあって
東京の地名が出てきたりすると
親しみをもてて、その土地を想像したりして

こんな休日もいいなって思います。

『吉田自転車』の続編エッセイも図書館の本棚に並んでいたので
次回借りてみようっと。


全く関係ないですが
表紙の巨大シイタケをみて
最近期間限定で出ている
私の好物の巨大きのこが入ったファストフードが
とっても食べたくなりました。

あの巨大シイタケだけでもいいんだけれど。

どこかに売っていないのかしら。

そもそもなんて名前なのかしら、あの巨大シイタケ。

まてよ、シイタケと思っているから見つからないのでは。
シイタケ、なんて誰もいっていないもんね。

なに茸なのだあ?


コメント

おじさん 移動手段は自転車 だから雨の日は外出しないが基本

なみへいオヤジ 2010年09月15日

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