ようやくコンポストを買いました。
今回購入したコンポスト。トートバックタイプのLFCコンポストというもの。
コンポストの存在はずっと気になっており、あれこれと自分なりに調べてはいたものの、今や様々な種類のコンポストが販売されており、選択肢が多すぎて迷っている間に結局買わず仕舞いになるという期間が長らく続いておりました。
生ごみを土に還すシステム、という点ではどのコンポストも共通しているのですが、コンポスト本体の容器の大きさからデザインも様々で、電動式で生ごみを温風で乾燥させるものなどまであるのです。
ゴミそのものの量がどれくらいなのか、どんな種類のゴミが多いかによっても、タイプ別に使い勝手が違ってくるようです。
我が家の場合は、野菜やフルーツの皮や芯、コーヒーかすやお茶の出涸らしの葉っぱなどが主な生ごみで、動物性のゴミは滅多に出ません。
よって電動パワーでしっかり分解する必要はなさそうだなと判断。
シンプルに土と混ぜて待つというスタイルの中から選ぶことにしました。
最終的な決め手となったのは、コンポストを売っている近所のお店の店員さんのキラキラの笑顔とふんわりとしたお店全体の雰囲気。
もちろんコンポストの性能も吟味しましたが、「この店員さんから使い方を習って買いたい」と思ったことは私の中でかなり大きな部分を占めていました。
ここのお店は地元で採れた野菜の販売や、全国の美味しくて体に優しい食材、ゴミを減らすための提案などが小さな店内にぎゅっと詰め込まれています。
以前からたまに野菜や食材を調達しに立ち寄っていたのですが、店員さんご自身もコンポストを使っていること、そこでできた土を使った農園で野菜や豆を栽培されていることも魅力的でした。
地域の近距離循環を具体的に感じることのできる、面白い場所です。
さてこのコンポスト。見た目はフェルトのトートバックのようなもので、中が二重構造になっています。
気になるのでお尻がくっついているウィルさん。気にしていない風を装っています。
トートバックの上にはジップが付いているので、密封できます。
基材と言われる生ゴミを分解してくれる菌たちが眠る土を、まずは半分くらい袋に入れて使い始めてみることに。
安定するように付属の段ボールを底板にします。店員さんが教えてくださった手順を思い出しながら。
土の深さが深くなると底までしっかり混ぜるのが大変ということで、店員さんのアドバイスを参考に、基材を半量使うところからスタート。
コツは一度に大量に生ごみを投入しすぎないことと、しっかり底からかき混ぜることだそうで、人参の皮やほうれん草の根っこの部分、お茶の葉やコーヒーの出涸らしを入れて、ぐいぐいと混ぜてみました。
やっぱり気になるのね。ウィルさんは土の香りにも興味津々。なるべく細かく刻んでから投入します。
ついでにそろそろボロボロになってきた、へちまタワシもちぎって土に投入。
我が家のタワシ類はシンク洗い用、洗面所用、食器洗い用が全てへちまタワシです。
確か1年くらい前からへちまタワシ生活が始まったような気がするのですが、全く違和感もなく、いつから使い始めたのか記憶も曖昧になるほど馴染み、大変使いやすく愛用しています。
このへちまタワシも近所の小さな量り売りの個人店で丸ごと一本ずつ購入しているもの。使いやすい大きさに適宜カットして使います。
野菜からフルーツからタワシからと、いろんなものがこれから入っていくだろう我が家のコンポスト。
土の完成はおそらく4ヶ月後当たりだと思われますが、完成したらベランダの植物たちに活用する予定です。
私が使い始めたLFCコンポストについて気になる方はこちらをご参照ください。
LFCコンポスト
https://lfc-compost.jp/product
おまけ
地元で採れたお野菜たち。キラキラ。ビニールではなく新聞紙に包んで購入できます。湘南はプラスチックごみを削減する工夫をしている個人店が多いですね。