ニュースとご飯と白が紙一重、それがタイ語

สวัสดีปีใหม่ค่ะ สบายคีไหม
เดือนนี้หิมะตกแล้ว เมื่อวันนั้นถนนเต็มไปด้วยหิมะแล้วค่ะ
(明けましておめでとうございます。皆様ご機嫌いかがですか。今月は雪が降りました。その日は道路が雪で覆われていました。)



2022年の1月がスタートし、珍しく湘南エリアにも雪が降りつもったりもしました。
全国では厳しい冬の荒れたお天気になっている所もある様子ですね。まだ1月。雪国の雪本番といえばやっぱり今から2月くらいにかけてという印象があります。皆様どうぞお気をつけてお過ごしください。


ということで、なんとかタイ語も頑張っているのですが、勉強の方法としては独学。市販のテキストをたまに見ながら、主にタイ語のニュースサイトやアート関連の記事を無理やり辞書を片手に読みながら進めるという、おそらく語学学習の効率としてはよろしくないかもしれない方法で頑張っています。私にとっては最新ニュースも一緒に情報として得られるので総合的な効率は良いかなと思ってはいるのですが。


ニュースといえばタイトルにも書きましたが
ニュース、ご飯、白、これらのタイ語はカタカナで書いてしまうと
全て「カーオ」なのです。
しかし声の上げ下げによる発音が異なります。日本人の耳からすれば微妙な違いです。
さらに文字で書いたところで微々たる差です。
ข่าว   ข้าว  ขาว
ね。チョンとかクルンとしたやつが上にちょろりんと乗ってるか乗ってないかの違い。
こういうことは、他の単語でも山盛りです。間違い探しかと思うよ。
知ってる単語だ!と思って読んでいくと、ん?なんか意味が通らないぞと思い慌てて辞書を引くと、このチョンとしたのとかなんらかが文字にくっついていて、似ても似つかない単語でしたよちゃんちゃんみたいなことがよくあります。


そんなこんなで、この2年。
いまだに世界は暗いニュースが多いです。
私自身も、周囲のアーティストも、世界的なこの状況が始まった約2年前、
「最近覚えた英単語はポーストポーン」
というのがもっぱらの話題でした。
延期という意味のpostpone です。
決まっていた展覧会が延期になったことをオンラインで知ったり、各自が自分の関連する展覧会の延期を決めたことをお知らせしたりするのに、みんなが使いに使っていたこの単語。


タイ語のニュース記事に至っては、以後、
国民、民主主義、暴動、暴力、税金、銃、国家当局・・・などなど
単語を調べているだけでも重い感じのものが並び、私の頭の中の単語帳はなかなか偏っておるなとは思いますが、
今この状況で「これを試着できますか?」「エアコンが壊れています」などという旅行単語を覚えていくのもなんだがピンとこなくて、
つまり偏った暗記が進んでいますが、それはそれで、どんどん記事上に見たことがある単語が増えてきてしまって、
タイ語初級の教科書には出てこないけれどタイ人のオンライン上の文字ではよく見るもの、というものも段々と見え始めてきたところです。


世界のニュースサイトが明るい単語で埋まる日が来ますようにと願います。


BBCとニューヨークタイムズは同じ話題についても全く違ったテンションで記事を書いていることがあって、その見比べも面白い今日この頃です。
タイ語ニュースを読むのに四苦八苦しているから英語ニュースが楽に読めるような錯覚になってなぜかその錯覚のままニュースを読むスピードがやや上がりました。思い込みって恐ろしいわ。


それではまた。










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