豆まきの思い出

今日は節分です。

小さい頃の節分の思い出は、
クリスマスや誕生日と同じくらいたくさんあるように思います。

まずは幼稚園。
節分が近づくと幼稚園では
鬼の顔のお面をみんなで作ったんです。

画用紙にクレヨンで鬼の顔を描いて
それをハサミでちょきちょきと切り、
鬼の耳の部分に輪ゴムを通せるように
先生の穴をあけてもらって、
両耳に輪ゴムでお面を装着できるようにしたら完成。

全員が鬼のお面を作るので
幼稚園の中は鬼だらけです。

豆まきのイベントもやったと思いますが、
どうも幼稚園での節分の思い出というと
この鬼のお面を作ったっていうのが強烈な印象だったからか、
豆まきの思い出があまりよく思い出せないですね。

たぶん、そこまでやって
クラスの中が鬼だらけなんだから
豆まきはやったはずなんですけれど。

作ったお面は
家に持って帰って再利用。
自宅で豆まきをする時に使います。

大人になってから知ったのですが、
豆まきの豆ってピーナッツじゃないんですね。

幼稚園で食べたのも、家で食べたのも
豆まきの豆はピーナッツだったので
大人になるまで、節分はピーナッツを食べる日だと思っていました。

今思えば、大人の事情によりピーナッツだったことがよくわかります。

つまり、「豆まきをする」からなんです。

豆まきをする時には、
殻付きのピーナッツを使って豆まきをしました。

そうすると、拾い集める時に楽なんですよね。
そのまま殻を割れば食べられるし。
豆まきに使った豆を残さず食べられるように。

煎り大豆を豆まきに使うと、
たとえば玄関にまいた豆は、下に落ちて汚れてしまうから
さすがに食べられないじゃないですか。
もったいない、っていうことだったのかなと。

いま思えば
日本に古くから伝わる、ある程度の歴史ある文化の豆まきに
ピーナッツが使わていたわけもないんですけれど
子供の頃は純粋に信じていたんです。
そしてピーナッツの殻を割って
中身の豆の数を、年の数と合わせて食べていました。

この年の数っていうのも、妙にひねくれた子供だった私は
これはお母さんが、私が太らないようにと考えて言っているんだ
と考えていたんです。(バレエをやっていたので幼少期からダイエット人生でした。)
変な子でしょう?

ちなみに豆まきは家族が全員家の中に入ってからやらないと
外にいる家族が鬼になっちゃう(鬼は外だから)のでと言われ、
そういう所だけは素直な私は、
父が帰ってくるのをそわそわしながら待っていました。

コメント

幼稚園みんなが鬼だったら、誰が投げる係だったのかしら…(^_^;)

でもそう言われれば、うちもみんな鬼のお面作った気がしますあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

2011年02月04日

おじさんは先週 同じアパートのひたしくしてるお年寄りに 豆と鬼の面をドアポストに「だてなおとより」と書いたメモと一緒に入れてきたよ

なみへいオヤジ 2011年02月03日

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