『ムンクを追え!』

久々のドキュメンタリー作品


『ムンクを追え!』(光文社)

著者はエドワード・ドルニックさん(Edward Dolnick)

日本語訳は河野純治さん

1994年2月12日

リレハンメルオリンピックの開会式当日の早朝に発生したムンクの作品盗難事件。

ノルウェー国立美術館から
かの有名な《叫び》が
2人の男によって盗み出され、

その後、この《叫び》が再び美術館に戻るまでを描いた一冊。

インタビューや、当時の記事などを
ドルニックさんがまとめた本なのですが

ドキュメンタリーでありながら、
ミステリー小説を読んでいるようです。


主人公は囮捜査官チャーリー・ヒル。
様々な悪党どもと、あの手この手で交渉し、
最後の最後に、
どうやって《叫び》を取り戻すことができたのか。

いやー
映画になりそうなくらいだわ、この展開。


チャーリーは、当時は警察官だったけれど
その後、フリーで
盗難絵画を取り戻す仕事をしているとか。

これからもし、
絵画盗難、持ち主に戻った、なんて
絵の履歴を知ったら

これはチャーリーが絡んでる?!かも?

と思ってしまうなあ。



《叫び》は
いつかきっと、生で観たい!













というわけで
2016年の64冊目
10月の5冊目でした(*^_^*)



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コメント

ムンクの「叫び」って、叫んでいる顔ではなく、まわりの叫び声に耳を塞いでいる顔なんだそうですね。
本の内容とは関係ないでしょうが^_^;

taka 2016年10月13日

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