『僕は奇跡しか起こせない』

新幹線に乗る前に

手持ちの本が読み終わりそうなことに気がついて

キオスクで買った本


『僕は奇跡しか起こせない』(宝島社)
田丸久深さんの小説で
第10回日本ラブ ストーリー&エンターテインメント大賞の受賞作品だそうです。

幼馴染みの真広が10歳の時に突然なくなるところから物語が始まります。
主人公は真広の幼馴染みで25歳に成長した紗絵。

真広はなくなったはずだけれど
幽霊のような、紗絵以外には見えない「キセキ」という存在として登場。
「キセキ」になった真広もまた、姿形は25歳まで成長しています。

「キセキ」は

世の中に「奇跡」を起こすことができる存在。


でもそれは、ちょっとだけ後押ししたり、手伝ったりするだけのことで、
ゼロから何かを生み出せるわけではない。


いま盛り上がっているオリンピックでも
数々の「奇跡」とか「奇跡の大逆転」「奇跡的勝利」とか
そんな言葉がたくさん飛び交っていますが
日々の努力があって、奇跡を呼ぶ力があるからこその、周りの人たちにとっては「奇跡的」に見えるすごいことを巻き起こせるのかもなあ、なんて、思ったりしなら読んでいました。



さらっと読める楽しい本でした(*^_^*)


ということで

2016年49冊目
8月の2冊目でした。


#読書
#小説
#田丸久深

コメント

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

感謝の気持ち
目に見える変化と見えない変化
紙コップを考える
プラスチックフリーを意識した暮らし